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ジェロニモンは、特撮テレビ番組『ウルトラマン』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する架空の怪獣。別名「怪獣酋長」。 == 『ウルトラマン』に登場するジェロニモン == 『ウルトラマン』第37話「小さな英雄」に登場。 *身長:40メートル *体重:3万トン *スーツアクター:荒垣輝雄〔『キャラクター大全ウルトラマン全調査報告』(講談社、2012年、ISBN 978-4-06-218128-0)〕 怪獣を蘇生させる超能力を持ち、今までウルトラマンと科学特捜隊に倒された60匹の怪獣を甦らせ、人間に総攻撃をかけようと目論む。手始めにテレスドン、ドラコ、ピグモンを甦らせるが、人間に友好的なピグモンを蘇らせたことが仇となり、自らの目論見を科学特捜隊に知られたため、60匹全ての蘇生には失敗する。テレスドンとドラコを科学特捜隊に倒された後、大岩山から現れる。 頭部から背中には大量の赤い羽根(白い羽根や青い羽根もわずかながら混じっている)が、顎から首には大量の白い毛が生えているほか、尻尾にも少量の赤い羽根が生えている。ウルトラマンとの戦いでは尻尾に生えた羽根を飛ばし、脳波で操って手裏剣のようにウルトラマンの胸板や背中へ突き刺すなどダメージを与え、口からはガス状の無重力光線を吐いて攻撃する。しかし、ウルトラマンと組み合った際に羽根の大半を引き抜かれたうえ、逆上して浴びせた無重力光線をバリアーで跳ね返されて自身が空中に持ち上がり、ウルトラマンに抱え上げられて最期はイデ隊員の新兵器「スパーク8」で倒される。 *名前はアパッチ族の指導者の1人、ジェロニモに由来する。ジェロニモは通俗的に「酋長」の意味で使われることもあり、こちらの方が意味合いとしては近い。 *当初のシナリオでは甦らせる怪獣はピグモンのほか、レッドキングとゴモラの予定であったが〔、ゴモラはスーツがザラガスに改造された後であり、レッドキングはアボラスから再改造したためにスーツが痛んで撮影に耐えられないとの理由から2体とも没案になり、それぞれドラコとテレスドンに変更された。後述の小説版ではこの初期案通り、レッドキングとゴモラを蘇らせる。 *金城哲夫のノベライズ『怪獣絵物語ウルトラマン』では、ジェロニモンの黒幕はメフィラス星人を中心とする宇宙人たちだったとされており、ジェロニモン自身も宇宙人の1人である「奇妙な宇宙人」が母星から連れて来た怪獣で、第3作戦としてウルトラマン抹殺のために地球へ向かう。当初想定していた作戦はこれが最後だったため、ジェロニモンがウルトラマンに敗れた後、相次ぐ作戦失敗で宇宙人たちが意気消沈する場面が見られる。 *尻尾に生えた羽を飛ばす攻撃は、『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』では「フェザーショット」と表記されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジェロニモン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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