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ジミー・キー(James Edward "Jimmy" Key , 1961年4月22日 - )はアメリカ・メジャーリーグで活躍した投手。左投右打。 アメリカ合衆国アラバマ州ハンツビル出身。現役時代の代理人はカリン夫人が務めていた。 == 人物・来歴 == バトラー高校時代に10勝0敗、防御率0.30の記録を残す。 打者としても打率.410、11本塁打、35打点の活躍。 クレムゾン大学に進学し、投手としては9勝3敗、防御率2.79。登板しないときでも指名打者(DH)で出場し、打率.300を記録。 にはカレッジ・ワールド・シリーズの第1戦に先発した。 6月のドラフト会議でトロント・ブルージェイズから3巡目に指名され、入団。 1シーズン半のマイナー生活を経て、4月6日にリリーフでメジャー初登板。 この年はリリーフばかり63試合に登板して、4勝5敗10セーブ、防御率4.65を記録。 この年の背番号は「27」であったが、先発に転向した翌1985年以後、ブルージェイズでは「22」に変更した。 1985年には14勝6敗、防御率3.00の好成績。 デーブ・スティーブ、ドイル・アレクサンダーらとともに先発ローテーションを担い、チームの球団創設以来初の地区優勝に貢献した。 カンザスシティ・ロイヤルズとのア・リーグチャンピオンシップシリーズではまず第2戦に登板。 勝敗はつかなかったが、チームは延長10回に逆転サヨナラ勝ち。 3勝1敗とリードし、あと1勝で初のカナダでのワールドシリーズ開催となる第5戦に先発。 1回、2回に1点ずつを取られるが、その2点に抑える好投。 しかし、打線がダニー・ジャクソンに抑えられて0-2で敗れる。チームはその後第6戦、第7戦にも敗れ、リーグ優勝はならなかった。 その後も、までの間、故障で1勝に終わったを除いて毎年12勝以上をあげる安定した活躍を見せる。 には防御率1位のタイトルを獲得。 秋に日米野球で、メジャーリーグオールスター(監督はデトロイト・タイガースのスパーキー・アンダーソン)の一員として来日している。 にもチームは地区優勝するが、リーグチャンピオンシップシリーズでオークランド・アスレチックスに敗れる。 にようやく念願かない、ワールドシリーズに進出。 アトランタ・ブレーブスとのワールドシリーズでは、第4戦に先発してトム・グラビンに投げ勝って勝利投手となり、さらに第6戦にリリーフで勝利を挙げ、チームのワールドチャンピオンに貢献。 しかし、この登板を最後にフリーエージェント(FA)でニューヨーク・ヤンキースと4年1,680万ドルで契約。 ヤンキースでも背番号22をつけ、移籍初年度のには自己最多の18勝をあげる。 1994年から1995年のMLBストライキでシーズンが短縮されたにはリーグ最多の17勝をあげる。 1995年は故障のため1勝に終わるが、に12勝をあげ、チーム15年ぶりのリーグ優勝、18年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献。 ブレーブスとのシリーズでは、まず第2戦に先発し、敗戦投手。 チームは本拠地ヤンキー・スタジアムで連敗スタートとなったが、その後チームは敵地アトランタで3連勝。 ホームに戻った第6戦に再び先発すると、グレッグ・マダックスに投げ勝って勝利投手となり、自身2度目のワールドチャンピオンとなるが、この時もこの登板を最後にFAで移籍することとなった。 ヤンキース移籍を決めてからちょうど4年後の1996年12月10日にボルチモア・オリオールズと2年773万ドルで契約。 背番号は今まで着けていた「22」がオリオールズの永久欠番(ジム・パーマー)だったため、「21」となった。移籍初年度の1997年は16勝をあげ、チームのプレイオフ進出に貢献するが、には6勝に終わり、この年限りで現役を引退した。 球速はそれほどでもないが、制球力に優れ、9イニングあたりの与四球は2回(1989年、1993年)リーグ最少であった。通算の9イニング平均与四球は2.32で、同時期に活躍した投手と比較すると、ブレット・セイバーヘイゲンの1.65やグレッグ・マダックスの1.81にはかなわないが、フランク・バイオーラが2.74、ロジャー・クレメンスが2.89、ジャック・モリスが 3.27、フェルナンド・バレンズエラが3.53、長年のチームメイトデーブ・スティーブが3.21となっている。 スライダーの切れは良く、右打者にも有効であった。通算勝率は.614で、これはメジャー歴代79位にあたる(終了時点。通算2,000イニング以上投げた投手に限る。)。 現在はニューヨークのノースセーラムに在住。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジミー・キー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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