翻訳と辞書 |
ジャック・カルティエ
ジャック・カルティエ(Jacques Cartier、1491年12月31日 - 1557年9月1日)は、フランス・ブルターニュ地方サン・マロ出身のブルトン人探検家・北米への侵略者。セントローレンス湾とセントローレンス川岸にヨーロッパ出身者として初めて到達し、イロコイ族の言葉からその周辺の土地を「カナダ」と名付け記述したことで知られる。 北米大陸へ3度の探検を行い、プリンス・エドワード島やセントローレンス河口に到達、現在のケベックに上陸し、後のフランスによるカナダ領有の基礎を築いた。 ==3度の北米探検行==
=== 第一次航海(1534年) ===
最初の探検行は、フランス国王フランソワ1世の命により〔「世界探検全史 下巻 道の発見者たち」p79 フェリペ・フェルナンデス-アルメスト著 関口篤訳 青土社 2009年10月15日第1刷発行〕、1534年4月に2隻の船でサンマロを出航。現在のニューファンドランド島およびカナダの沿海部を調査し、セントローレンス湾を横断してプリンス・エドワード島を発見。ガスペ半島の東端に到達し、セントローレンス川の河口付近を探検して、一帯を「ヌーベル・フランス」と命名した。またセントローレンス河口地方のイロコイ族の首長ドンナコナ(Donnacona)の2人の息子ドマガヤ (Domagaya) とタイニョアニ (Taignoagny) を捕らえ、フランスに連行した。また、先住民との外交を開始した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジャック・カルティエ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|