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『ジャージー・ボーイズ』 (Jersey Boys) はボブ・ゴーディオ作曲、ボブ・クリュー作詞、マーシャル・ブリックマンおよびリック・エリス脚本によるジュークボックス・ミュージカル。1960年代、ロックンロール・グループのフォー・シーズンズの結成、成功、解散を脚色したドキュメンタリー・スタイルを採っている。このミュージカルは四季(フォー・シーズンズ)ごとに場面展開され、それぞれの場面を別のバンド・メンバーがそれぞれの視点によりバンドの経歴や音楽を語り継ぐ。『恋のヤセがまん(''Big Girls Don't Cry'' )』、『シェリー(''Sherry'' )』、『1963年12月(あのすばらしき夜)(''December, 1963 (Oh, What A Night)'' )』、『瞳の面影(''My Eyes Adored You'' )』、『''Stay'' 』、『君の瞳に恋してる(''Can't Take My Eyes Off You'' )』、『君のもとへ帰りたい(''Working My Way Back to You'' )』、『悲しきラグ・ドール(''Rag Doll'' )』などの曲が使用されている。タイトルの『ジャージー・ボーイズ』はフォー・シーズンズのメンバー達がニュージャージー州出身であることに由来している。 2005年、ブロードウェイで開幕し、2度の全米ツアーを行なった他、イギリスのロンドンのウエスト・エンド・シアター、ネバダ州ラスベガス、イリノイ州シカゴ、カナダのオンタリオ州トロント、ビクトリア州メルボルンを含むオーストラリア各地、シンガポール、南アフリカ、オランダでも上演された。2006年、トニー賞においてミュージカル作品賞を含む4部門を受賞し、2009年、ローレンス・オリヴィエ賞においてミュージカル作品賞を受賞した。 2014年にクリント・イーストウッド監督により映画化されている。 2016年、日本語版がシアタークリエで上演予定。(後述) == 製作 == 『''Buddy – The Buddy Holly Story'' 』、『マンマ・ミーア!』の成功後、フォー・シーズンズのオリジナル・メンバーであるボブ・ゴーディオとプロデューサーのボブ・クリューはフォー・シーズンズの楽曲を使い、同様のジュークボックス・ミュージカルを製作することを検討した。脚本にリック・エリスおよびマーシャル・ブリックマン、演出にデス・マカナフを迎えた。マカナフはABBAの曲を使用した『マンマ・ミーア!』のような独自の物語ではなく、フォー・シーズンズの経歴を物語ることを提案した。ブリックマンはこれについて「クラシックなアメリカの物語であり、またアメリカン・ドリームでありながらその逆も含んでいる」としてこの案に賛成した。 フォー・シーズンズが活躍していた時代、雑誌類は彼らについてあまり多くを記事にしなかったため、この公演までフォー・シーズンズの経歴があまり知られることはなかった〔。作品を作る上での彼らの調査により、ブリックマンとエリスはメンバー達に逮捕歴があり活動の妨げになることを恐れ隠蔽されてきていたことに驚かされた〔〔。ゴーディオによると「当時、少しばかりイメージ・アップを図られた。決して忘れた訳ではない。この話が表沙汰になるのは私達にとってとても恐ろしかった」。この時代、他のバンドは不良のようなイメージを打ち出していたが、フォー・シーズンズは大多数の人々に良い印象を与えたかったのだ〔。 ブリックマンとエリスはフォー・シーズンズのメンバーのゴーディオ、フランキー・ヴァリ、トミー・デヴィートのインタビュー素材を使用することにした。ブリックマンはメンバーそれぞれが在籍時に違う視点を持っていたことに着目した。デヴィートは「あいつらの言うことを聞くな。俺が本当のことを教えてやる」とメンバーのうち3人に言った。エリスは、デヴィート側からすると発見の瞬間であったが、他のメンバー側からするとこれとは矛盾しており、違う視点から同じ出来事を描く羅生門効果を取り入れた〔。脚本家達はマフィアのボスの故ジプ・デカルロの家族と連絡を取り、彼に敬意を表し作品に描いた〔。 ゴーディオは初期の製作チームに属していたが、試験興行の際には製作に関わっておらず、公演が始まると出演者には1度しか会わなかった。ゴーディオ、ヴァリ、デヴィートは自身の客観性に欠けることから製作から手を引くことを決心し、ブリックマン、エリス、マカナフに全てを任せることにした〔。しかしゴーディオとヴァリはもし気に入らなかったら公演をやめさせると語っていた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジャージー・ボーイズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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