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ジュズヒゲムシ
ジュズヒゲムシは、昆虫綱ジュズヒゲムシ目(絶翅目) Zoraptera の昆虫の総称。数珠状の触角から名づけられた。せいぜい3mmの小型の昆虫で、その外形や群れて生活する点ではシロアリに似ているが、系統的には紡脚目(シロアリモドキ)に近いものと考えられる。(ただし準新翅類(チャタテムシやカメムシなど)や網翅類などとの近縁性も指摘されている。)広く世界的に分布し、朽ち木の内部で菌類やデトリタスを食べている。 両性共に有翅虫と無翅虫があり、無翅虫には眼がない。好条件時には無翅虫が増殖し、条件が悪化すると有翅虫が生まれ、それらは分散に与る。 現在知られているのは1科1属に属する22種。ただし、白亜紀の化石で知られる がこの科に置かれる。熱帯および亜熱帯を中心に世界に広く分布するが、日本からは知られていない。なお日本から発見されていない目は本目とマントファスマ目だけである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジュズヒゲムシ」の詳細全文を読む
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