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ジュヌ・リシャールの拿捕(ジュヌ・リシャールのだほ、Capture of the Jeune Richard)は、ナポレオン戦争中の1807年10月1日、カリブ海で行われたイギリスの郵便船「ウィンザー・キャッスル」と、フランスの私掠船「ジュヌ・リシャール」との海戦の結果、「ジュヌ・リシャール」が拿捕されたものである。「ウィンザー・キャッスル」の艦長代理であったウィリアム・ロジャースは、私掠船からの連続攻撃をかわしたのみならず、最終的には交戦に持ち込み、相手の船に乗り込んで、数で勝る相手に打ち勝ち、甲板下に入れてこの私掠船を手に入れてしまった〔。その当時の新聞や雑誌でこの勝利は広く報道され、ロジャーズと乗員は英雄として迎えられ、その武勇に対して大盤振る舞いの報酬を受けた。 == 歴史的背景 == 1807年9月、艦長代理のウィリアム・ロジャーズの指揮の下、郵便物を積んでイギリスを出た「ウィンザー・キャッスル」は、リーワード諸島とバルバドスに向かっていた 。「ウィンザー・キャッスル」には4ポンド砲が6門と、9ポンドのカロネード砲が2門搭載されており、大人と少年を合わせた乗員が28人いた。10月1日の早朝に船が1隻見え、午前8時30分には、この正体不明の船は、「ウィンザー・キャッスル」を捕まえようとイギリス艦よりもさらに帆に風をはらんだ。その船が私掠船だということがわかったロジャースは、敵から逃れようとしたが、私掠船は距離を狭めたままで、ロジャースは交戦を迫られた〔。この私掠船は「ジュヌ・リシャール」で、砲身の長い6ポンド砲を6門と、18ポンド砲を1門搭載しており、砲弾も「ウィンザー・キャッスル」のそれよりかなり重かった。「ジュヌ・リシャール」はまた92人の乗員が乗っており、その数は「ウィンザー・キャッスル」の3倍以上だった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジュヌ・リシャールの拿捕」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Capture of the Jeune Richard 」があります。 スポンサード リンク
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