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Gilbert's syndrome =========================== ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 症 : [しょう] 1. (adj-na,n-suf) illness ・ 症候 : [しょうこう] 【名詞】 1. symptoms ・ 症候群 : [しょうこうぐん] 【名詞】 1. syndrome ・ 候 : [そうろう] (n) classical verbal ending equivalent to colloquial -masu
ジルベール症候群 (Gilbert's syndrome, 、''ジルベール・モイレングラハト症候群''〔''Gilbert–Meulengracht syndrome''〕とも呼ばれる)は、遺伝性の肝疾患であり〔http://www.mayoclinic.com/health/gilberts-syndrome/DS00743〕〔http://www.liverfoundation.org/abouttheliver/info/gilbertsyndrome/〕〔http://www.nhs.uk/conditions/gilbertssyndrome/Pages/Introduction.aspx〕〔http://ghr.nlm.nih.gov/condition/gilbert-syndrome〕、遺伝性のビリルビン増多のもっとも一般的な要因である。多い場合には人口の5%に認められる(消化器学者のなかには、白色人種では10%近くに認められると主張する者もいる)。体質性黄疸のひとつで、主だった特徴は黄疸であり、これは血液内の非抱合型ビリルビン値の増加(高ビリルビン血症)によるものである。 この高ビリルビン血症の原因は、ビリルビンと他の脂溶性分子とを結合させる働き(抱合)をするグルクロン酸転移酵素という酵素の作用が減弱したことによるものである。抱合することによって、ビリルビンは水溶性になり、胆汁に混じって十二指腸へ分泌されるようになる。 == 徴候と症状 == ===黄疸=== ジルベール症候群では血中の非抱合型ビリルビン(間接ビリルビン)の濃度が上昇するが、たいていの場合は重篤な結果は見られない。激しい運動、ストレス、断食、感染といった状況下で軽度の黄疸が現れることがあるが、それ以外ではほとんど症状は見られない〔Kasper et al., ''Harrison's Principles of Internal Medicine'', 16th edition, McGraw-Hill 2005〕〔Boon et al., ''Davidson's Principles & Practice of Medicine'', 20th edition, Churchill Livingstone 2006〕。重篤な症例では、皮膚の黄染や眼の強膜の黄染といった例が見られる。 一部の報告によると、ジルベール症候群は新生児黄疸の発症を早める可能性があり、ことにグルコース-6-リン酸脱水素酵素欠損症のような疾患による溶血の度合いが増した状態で起きやすいとされている 。この病状は、高濃度のビリルビンが核黄疸のかたちで不可逆的な神経障害をひきおこすため、速やかに治療しないととりわけ危険である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジルベール症候群」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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