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スズキ・バンディット250 : ミニ英和和英辞書
スズキ・バンディット250
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


スズキ・バンディット250 : ウィキペディア日本語版
スズキ・バンディット250

バンディット250(Bandit250)は、スズキが販売している排気量250ccクラスのオートバイのシリーズ車種。
車名のバンディットとは「山賊」や「無頼漢」などを表す語〔スズキ株式会社 - スズキ二輪車 - 車名の由来 〕。
== 概要 ==
バンディット250は、ネイキッドバイクの新しいシリーズ車種として1989年に発売された。上位機種のバンディット400と共通の車体構成を持ち、鋼管丸パイプを強調したダイヤモンド構造のフレームに4ストローク水冷4気筒エンジンを搭載する。純正仕様でセパレートハンドルとバーハンドルをユーザーの好みで選ぶことができるのもセールスポイントであった。セパレートハンドルとの干渉を避けるタンクのえぐりは全車に共通。1995年フルモデルチェンジを受けたが、2000年の生産終了まで通算10年以上発売されロングセラー車種となった。
車名と型番の記号「」は可変バルブタイミング機構を持つ「VCエンジン」を搭載するモデルを表す。
VCエンジンは、ロッカーアーム上の中低速用のローカムと高速用のハイカムとを、エンジン回転数に応じて油圧で切り替えるシステムを採用。前期モデルのVCエンジンでは切り替えを吸気・排気双方について行っていたが、後期モデルでは吸気側のみに変更された。このためカムの切り替えに伴う加速フィールは、初期モデルのほうがよりアグレッシブな味付けとなっている。また切り替え機構の作動音も初期モデルのほうが大きい。
上位機種の400ccモデルとは異なり、バンディット250では後期モデルのみにVCエンジン搭載モデルが存在する。
VCエンジン搭載モデルと非VCエンジン搭載モデルとでは、車体色以外の基本的な車体構成は共通であるものの、VCエンジンはエンジンヘッドカバーが赤色で塗装されているため容易に判別が出来る。同様にディスクブレーキのインナーローター(ディスクローターの内側)も赤色で塗装されており、金色で塗装された特別仕様のLimited Vを除き、VZまで共通の仕様となっている。
第1世代モデルGJ74A系の特徴としては、モノショック式スイングアームがスチール製でありフレームと同色で塗装されている点が挙げられる。
またハーフタイプのロケットカウルを装備したクラシカルな「Limited」(型番は「Z」)がラインアップされていた。
リミテッドは、ツートーンのグラフィックカラーとボディ別色のフレーム塗装に専用のホイールカラーを用意するなど、多彩なラインアップの中でも特に凝った仕様であった。また、マイナーチェンジにより単色塗装のシンプルな仕様に変更された一方、上位機種の400ccモデルとは異なりVCエンジン搭載モデルは設定されなかった。
第2世代モデルGJ77A系の特徴としては、先代車種からほぼ全ての外装を変更し、スイングアームなどがアルミ製になっており、従来より10kgほど軽量化された。また、シート下のスペースが設けられたことによりユーザビリティも向上している。VCエンジン搭載モデルについては可変バルブタイミング機構の仕様が変更された。
シリーズ末期の1997年からは、ビキニカウル(メーターバイザー)を装備した「VZ」(型番は「VZ」)がラインアップされていた(VCエンジン搭載モデルのみとなる)。なおハーフカウル仕様のリミテッドは発売されなかった。
同車種がメディアに登場した例としては、『とんねるずのみなさんのおかげです』のコーナードラマ仮面ノリダーV2』で劇用車として使用されている。主人公の使用するマシン「ノリダーV2サイクロン号」として番組用にサイドカー仕様のバンディット250が制作された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スズキ・バンディット250」の詳細全文を読む




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