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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『スタンド・バイ・ミー』(''Stand by Me'')は、1986年公開のアメリカ映画。原作はモダン・ホラーの大家スティーヴン・キングの非ホラー短編集。原題は『恐怖の四季』の中に収められた秋の物語THE BODY(「」)である。 1950年代末のオレゴン州の小さな町キャッスルロックに住む、それぞれ心に傷を持った4人の少年たちが好奇心から、線路づたいに“死体探し”の旅に出るという、ひと夏の冒険を描いている(原作ではキャッスルロックはメイン州に存在する)。 アカデミー脚色賞、ゴールデングローブ賞作品賞、監督賞にノミネート。また、ベン・E・キングが歌う同名の主題歌はリバイバルヒットした。 兄弟間の葛藤において生じるカインコンプレックスについても描かれた。 == あらすじ == 作家ゴードン・ラチャンスはある日、『弁護士クリストファー・チェンパーズ刺殺される』という新聞記事に目をとめ、少年だった頃をふと思い起こす。クリスは、ゴードンの少年の頃の親友だったのだ。 時代は、彼が12歳だったころにさかのぼる。ゴーディ(ゴードンの愛称)は、オレゴン州キャッスルロックの田舎町で育てられる。ゴーディ、クリス、テディ、バーンの4人は、性格も個性も異なっていたがウマが合い、いつも一緒に遊んでいた。木の上に組み立てた秘密小屋の中に集まっては、タバコを喫ったり、トランプをしたり、少年期特有の仲間意識で結ばれている。 ある日バーンは、不良グループである兄たちの会話を盗み聞きしてしまう。3日前から行方不明になっているブラワーという少年が、30キロ先の森の奥で、列車に跳ねられ死体のまま野ざらしになっていることを知る。バーンが、ゴーディたちに話すと、『死体を見つければ有名になる。英雄になれる』と言う動機から、死体探しの旅に4人で出かける。途中、喧嘩もするが、助け合いながら、鉄道の線路に沿って、冒険のような旅を続ける。鉄橋で危うく列車に轢かれそうになり、沼ではヒルにかまれながら、その夜は森で野宿をする。クリスが持参したピストルを持って、交代で見張りをする。物語を書く才能があるゴーディは、親に嫌われていることが傷になり、将来ものを書く希望も持てないが、クリスから、物書きの才能を守るから、必ず伸ばすように言われる。一方でクリスは、家庭環境の悪さから、自分の未来は何も希望がないということを打ち明ける。ゴーディは、クリスに進学することを勧め、励ますのだった。 そのころ、バーンやクリスの兄たちがメンバーになっている不良グループのボス、エースが死体の話を聞きつけ、自分たちも探しにいくぞと不良グループを連れて車で向かい始める。翌日、ゴーディら4人は、ついに死体を発見する。そこに、エースたち不良グループが現れ、死体を渡せとせまる。バーンとテディは逃げ出すが、クリスは毅然とした態度ではねつける。エースが怒って、ナイフでクリスを襲おうとした瞬間、ゴーディは強い決意で銃を発砲し、エースに銃口を突きつける。その気迫に押され、エースたち不良グループは去っていく。 ひと夏の冒険が終わり、四人はいつものように町外れで別れた。その後は進路もバラバラになり、お互い疎遠になっていく。大人になったゴーディは作家となり、クリスは猛勉強して弁護士に。そのクリスとも最近は10年以上会っていなかったが、クリスが刺殺されたことを告げる新聞記事が、ゴーディに懐かしい過去を思い出させたのだった。仲間との友情、複雑な家庭環境のなかで、あの頃のような友達は、二度とできることはなかったと、ゴーディは静かに思い返す。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スタンド・バイ・ミー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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