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スハルト
スハルト(Soeharto, Haji Muhammad Soeharto〔Haji Muhammadはイスラームの称号で、それぞれ「ハッジ完了者」「預言者」。生来の名前はSoehartoのみ(インドネシアでは姓が存在しないことが多い)。Suhartoとも表記されるが、これは1972年以降のインドネシア語の綴り方法。人名は正式な場合、以前のままの旧綴りを使うことが多い。〕 1921年6月8日 - 2008年1月27日)はインドネシアの軍人、政治家。 第2代大統領(1968年 - 1998年)。30年以上在任し、開発独裁政権として同国の工業化を推し進めたが、アジア通貨危機後の政治不安、社会不安を沈静化できず、大統領職を辞任した。在任中から、身内への不正な利益供与などについての批判を集めており、辞職後、その法的責任を問われたが、高齢、健康問題を理由に刑事訴追は取り下げられた。 == 経歴 ==
=== 植民地時代末期の生い立ち === 植民地(オランダ領東インド)時代のインドネシアの中部ジャワ州、ジョグジャカルタ近郊の農村、ゴデアン村に生まれる。父親は村の水利役人、母親はジョグジャカルタのスルタン夫人の遠縁にあたる女性だった。 両親の離婚に伴い、各地を転々としながら、現地語(ジャワ語)で小学校教育をウルヤントロで終え、その後もウォノギリ、クムスと移転しながら、18歳で中学校を卒業した。農業銀行の見習い行員を経て、オランダ領東インド軍(蘭印軍)に入隊。すぐに軍曹に昇進するが、太平洋戦争の開戦後、蘭印軍は日本軍に降伏、スハルトも失職した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スハルト」の詳細全文を読む
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