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スバル・アルシオーネSVX : ミニ英和和英辞書
スバル・アルシオーネSVX[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

スバル・アルシオーネSVX : ウィキペディア日本語版
スバル・アルシオーネSVX[ちょうおん]

アルシオーネSVX(''Alcyone SVX'' )は、富士重工業1991年9月に発売を開始した5人乗り2ドアクーペタイプの乗用車である。
== 概要 ==
キャッチコピーは『遠くへ、美しく。』、『500miles a day』。
日本国内向きにはアルシオーネの2代目にあたるが、海外では単にSVXという別モデル扱いをされている。主なマーケットを北米としていたこともあり、発表は日本に先行してデトロイトショーで行われた(『90年代国産車のすべて』三栄書房、70頁参照)。国際性のあるグランツーリスモと位置づけ、開発のポイントとして、先代の高い空力性能は引継ぎつつ、悪天候下における安全性を兼ねそろえることが目標とされ、240PSを発揮するEG33型3.3L水平対向6気筒エンジン(レガシィ ブライトン220用EJ22型水平対向4気筒SOHC16バルブ2.2Lをベースに2気筒追加し、ヘッドを狭角DOHC化したもの)と、トルク配分式4WDシステムを搭載した。
先代アルシオーネのデザインに批判的な声もあった反省からか、ジョルジェット・ジウジアーロによるエクステリアデザインとなっているが、ライトのデザインを考案したのは窓井崇史氏である。また、グラスtoグラスのキャノピーはミッドフレームウインドーを日本で初めて採用している。これはドアガラスがルーフ面にまで回り込む形状であることからサイドウィンドウ全体を開閉できないため、一部だけを開閉するようにしたものである。スポーツカーさながらのスタイルを持っていたが、スペシャルティカーという設定のため、マニュアルトランスミッションは用意されなかった。
意欲的なスタイリングコンセプトとメカニズムを持った同車であったが、登場時期がバブル景気終焉期であったことも重なり、高級車(特に2ドアクーペなどのスペシャリティモデル)市場の冷え込み、個性的なデザイン、3.3Lという中途半端な排気量が敬遠され、販売面では苦戦を強いられた。そしてレガシィの大ヒットにより、スバルのイメージリーダーカーとしてのアルシオーネは役割を果たされたとし、生産ラインをフォレスターに譲り1996年12月、生産終了となる。日本国内販売台数は生産終了までの期間でわずか5,884台〔国内登録台数:5,951台、総生産台数:24,379台(『富士重工業50年史 資料集』による)とする説もある〕、海外輸出分を含めた総生産台数は23,750台ほど。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スバル・アルシオーネSVX」の詳細全文を読む




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