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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 石 : [こく, いし] 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.)
スパー石 (―せき、Spurrite) は、高温スカルン鉱床という通常のスカルン鉱床よりも高温で石灰岩と火成岩が反応してできた珍しい鉱床で産する珪酸塩鉱物。1908年にメキシコ・ドゥランゴ州の鉱山で発見され、アメリカの地質学者Josiah Edward Spurr (1870-1950)にちなんで名付けられた。塩酸などの酸で発泡するのが特徴だが、同じように酸で溶ける鉱物と共産することが多いので注意が必要である。 日本の岡山県備中町布賀と広島県東城町久代のあたりの地域には高温スカルン鉱床があり、スパー石以外にも世界的に珍しい鉱物(五水灰硼石など)や新鉱物(逸見石、大江石、岡山石、布賀石、備中石、森本柘榴石など)が数多く発見された。日本以外では、アメリカ合衆国(カリフォルニア州、ニューメキシコ州、モンタナ州)、アイルランド、スコットランド、ニュージーランド、トルコ、イスラエル、シベリアで産出する。 イスラエルではネゲヴ砂漠中に産出するが〔Hatrurim Formation, Negev desert, Israel , mindat.org, 2011年1月8日閲覧〕、産地には高温スカルン鉱床の痕跡が無く、生成の経緯は現時点では不明である〔堀秀道著、「楽しい鉱物図鑑2」P.151、草思社、1997年 ISBN 4794207530〕。 ==脚注== 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スパー石」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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