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スンダルバンス国立公園(、、、〔スンダルバンスとはベンガル語起源で「スンダリの木」を指し、「美しい森」を意味することばである。〕)は、インド共和国・西ベンガル州に所在する国立公園。世界最大規模を有するデルタ地帯の一画を占め、数多くの希少種や絶滅危惧種が生息している。1984年にインド政府により国立公園に指定された。 == 立地・環境 == スンダルバンス国立公園は、バングラデシュとの国境に近いインド東部の西ベンガル州南端に所在し、ベンガル湾の奥にひろがる東西およそ250キロメートル、南北40ないし80キロメートルにおよぶ、世界最大のデルタ(三角州)地帯のなかに立地する。ヒマラヤ山脈より流下するガンジス川とブラマプトラ川は、数百万年前から山地より大量の土砂を運んで下流に巨大な堆積平野を形成してきた。デルタ地帯は表面積8万平方キロメートルにおよんでおり、川は天然の水路となって網目状に入り組んでいる〔「スンダルバンス国立公園」『ユネスコ世界遺産5 インド亜大陸』p.131〕。 三角州を形成する水路の沿岸には世界最大規模のマングローブの密林が広がっており、これは当地方に多数発生するサイクロンと称される暴風雨に対する自然の防波堤の役目を担っている〔『地球紀行 世界遺産の旅』(1999)p.215〕。また、干潮の際にすがたを見せるマングローブの強力な気根は、水中の土砂の流出を食い止めて陸地を形成するのに大きく作用してきた〔「スンダルバンス国立公園」『ユネスコ世界遺産5 インド亜大陸』p.128〕。大河によって運ばれてきた泥はマングローブの根のあいだに厚く堆積してきたのである〔。 なお、スンダルバンス国立公園は、西ベンガル州の州都コルカタ(カルカッタ)からは南東約60キロメートルに位置している〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スンダルバンス国立公園」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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