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『スーパーロボット大戦F』(スーパーロボットたいせんエフ)、『スーパーロボット大戦F完結編』(スーパーロボットたいせんエフかんけつへん)(以後『F』『F完結編』)は、バンプレストから発売されたシミュレーションRPG。 ==概要== SDで表現されたロボットたちが競演するクロスオーバー作品「スーパーロボット大戦シリーズ」の一作。シリーズカテゴリの一つである「DC戦争シリーズ」の第4作目にして最終作『第4次スーパーロボット大戦』(以後『第4次』)のリメイク作品である。しかし参戦作品が多数入れ替えられたことや、シナリオにかなりの手直しが入っているため、実質上は新規作品に近い。本作は、開発が難航した上にボリュームが1本のソフトに収まらなかったことから、前編に当たる『スーパーロボット大戦F』と後編に当たる『スーパーロボット大戦F完結編』の2本に分けて発売された〔『F』のクリアデータは『F完結編』でそのまま使用できる。『聖戦士ダンバイン』のトッド・ギネスの説得など『F』から引き続きプレイすることでしか見られないイベントも存在する。〕。タイトルのFの文字は『第4次』のリメイクを意味するFourthと『第5次』を意味するFifth、シリーズの完結編を意味するFinalの頭文字とされる。 本作は、当時『新世紀エヴァンゲリオン』のゲーム化権を持っていたセガからの「セガサターン向けのスーパーロボット大戦を作ってほしい」という要望を受けて開発された〔。もともとは『第4次スーパーロボット大戦プラス』というタイトルで『第4次スーパーロボット大戦S』をセガサターンに移植にする予定であったが、『新世紀エヴァンゲリオン』の追加によりシナリオの整合性が取れなくなるという理由から新作として一から作り直すことになった〔。こうして作業量が当初の予定から大幅に増えてしまい、その影響で平行して企画されていた『新スーパーロボット大戦』、『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の続編の制作が中止になった。 直前にPlayStationで発売された『新スーパーロボット大戦』同様、戦闘シーンはフルボイスとなっている。一部キャラクターに代役が立てられた同作とは異なり、ほぼ全てのキャラクターにオリジナルキャストが起用された〔『機動戦士ガンダム』のマッシュと『聖戦士ダンバイン』のダーのみ代役声優が起用されている。〕(『聖戦士ダンバイン』のトッド・ギネスは、既に引退していた担当声優の逢坂秀実を半年かけて探し出した〔)。そのため『聖戦士ダンバイン』のガラリア・ニャムヒーのように、『第4次』で登場しながらもオリジナルキャストが起用できないために登場しない、あるいは戦闘に参加しないキャラクターも存在する。また、特定のパイロット同士で発生する特殊台詞やマップ上でイベント時に音声が流れる「DVE(ドラマチック・ボイス・イベント)」、キャラクター辞典で音声が聞ける「ひとことモード」など音声による演出が強化されている。 『第4次』とは異なり、前作『スーパーロボット大戦EX』(以後『EX』)までに死亡したボスキャラクターの一部が復活して登場するのも特徴の一つ。オリジナルイベントも『第4次』よりも強化されており、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のブライト・ノアが碇シンジを修正するイベントや、ATフィールドはEVAシリーズ以外のロボットの必殺技でも貫けるという設定もある。シナリオはこれまでのシリーズ同様にウィンキーソフトの阪田雅彦が担当していたが、製作途中に尿道結石で緊急入院したため〔、『F完結編』の後半はウィンキーソフトの堀川和良が担当している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スーパーロボット大戦F」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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