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ズッコケ中年三人組 : ミニ英和和英辞書
ズッコケ中年三人組[ずっこけちゅうねんさんにんぐみ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 
中年 : [ちゅうねん]
 【名詞】 1. middle-aged 
: [ねん, とし]
  1. (n-adv,n) year 2. age 
: [み]
  1. (num) three 
三人 : [さんにん]
 【名詞】 1. three people 
三人組 : [さんにんぐみ]
 【名詞】 1. trio 2. gang of three 3. threesome
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
: [くみ]
 【名詞】 1. class 2. group 3. team 4. set 

ズッコケ中年三人組 : ウィキペディア日本語版
ズッコケ中年三人組[ずっこけちゅうねんさんにんぐみ]

ズッコケ中年三人組(ズッコケちゅうねんさんにんぐみ)は、那須正幹作の小説作品。同著者による児童文学ズッコケ三人組』シリーズの続編である。そのため児童文学と誤解されがちだが、実際には一般文学作品である。
== 概要 ==
児童書ではなく一般書としての取り扱い〔ただし『ズッコケ三人組』シリーズの続編としての性質上、書店によってはズッコケ三人組と同様に児童書コーナーに分類している場合もあり、その分類方針は書店によって異なる。〕だが『ズッコケ三人組シリーズ』読書後、時を置かずに本シリーズに移行した読者に対応するため、子供が読んでも問題が無いよう表現などに配慮がなされている。ただし、主人公たちおよび仮想読者年齢層が前シリーズよりも確実に上昇しているため、婉曲表現ではあるが浮気不倫などの非倫理行為、生殖に関してなど、それらを確実に示唆する表現が含まれている。また後日談的に『ズッコケ三人組』シリーズ作内にて(主に主人公たちにとって)謎のままで終わった出来事の「回答」が示される描写もある。
また作内に使用される挿絵は新たには書き下ろされず『ズッコケ三人組』シリーズの各書籍で使用されたものが引用元の書籍名を記した上で再録されている〔『age42』より。『age41』までは再録も含めて挿絵は一切なし。〕。前表紙は第一巻では三人組のシルエットに夕空の写真が使われ〔後表紙では青空の写真に幼少期の三人組のイラストが使用されている〕、本文挿絵は一切存在しなかった。『age41』より写真をバック画像に表紙絵として現在の三人組のキャラクターイラストが使われるようになる。この表紙写真撮影は小杉俊幸による〔『age49』では記載がない。〕。また表紙絵に掲載されている主人公(中年三人組)のイラストのみ新たに書き下ろされているがイラストレーターの名義記述はなく奥付で「原画」「絵」として前川・高橋両名〔第一巻は表紙カバーの裏側に『ズッコケ三人組』シリーズ全50巻の表紙絵一覧が描かれているために両名併記となっている。『age41』だけは、なぜか前川のみ。〕の名義がクレジットされている。なおイラストによる表紙は『age41』より開始されたが、その際の名義は「原画」として前川のみ奥付に記載されている。そのため現在の表紙絵が前シリーズに引き続き高橋によるものかどうかは奥付・本文・カバーに記載されていないために判然としていなかった。2015年に本シリーズの最終巻として発刊された『ズッコケ熟年三人組』のあとがきにて、前シリーズより引き続き高橋によって描かれていた事が言及されている。〔『ズッコケ熟年三人組』p.234〕〔奥付には「絵・前川」「作画・高橋」として記載されている〕
『ズッコケ中年三人組』は2005年12月に発売を開始し、翌2006年12月には2巻目となる『ズッコケ中年三人組age41』を発売、さらに2007年12月に『ズッコケ中年三人組age42』が発売された。また、フォークデュオゆずを話中に登場させるなど外部との連携を図っている。2008年12月発売の『ズッコケ中年三人組age43』では2009年5月21日に日本で新たに導入された裁判員制度をテーマとして扱った。さらに2013年12月発売の『ズッコケ中年三人組age48』では、SNSをテーマとして扱っている。2015年12月発売の『ズッコケ熟年三人組』では平成26年8月豪雨による広島市の土砂災害をモチーフにした物語が展開〔『ズッコケ熟年三人組』p.232〕〔 「ズッコケ三人組」最終巻、広島土砂災害に込めた思い 日本経済新聞webサイト 2015年8月22日)〕された。
当初は、『ズッコケ中年三人組』の10年後に『ズッコケ熟年三人組』が刊行するという構想が第1作あとがきで示されていたが、反響が大きかったため、翌年『age41』が刊行、以後は登場人物の年齢を毎年1歳ずつとらせ、それぞれの各年に彼らが巻き込まれた出来事の物語が綴られていった。そして三人組が50歳に達した2015年の12月に以前よりのアナウンス通りにタイトルを変えて『ズッコケ熟年三人組』として発刊された。ただし『ズッコケ熟年三人組』の後書きにおいて作者・那須正幹は自身の高齢と社会情勢の変化〔那須は他にも「さすがに前立腺肥大や子どもの反抗期さらには自らの認知症に怯え悩む3人組は書くに忍びない」「ズッコケ三人組は平和と民主主義の申し子」なのに「果たしてこの先、何年「戦後」であり続けられるか、はなはだ心もとない」「もしかすると「戦前」となるかもしれない時代に、とても三人組の物語を書き続ける気にならない」と述べている。(『ズッコケ熟年三人組』p.233~234 より)〕から本シリーズの継続が難しくなっている事を語ったうえで「本シリーズは、これをもって完全におしまいということにする。」〔と述べており、版元であるポプラ社からも旧シリーズから続く「ズッコケ三人組シリーズ」は現時点においては、これをもって全編完結にする旨がアナウンスされている。〔〔ズッコケ熟年三人組の初版書籍帯には「ありがとうズッコケ三人組! シリーズついに完結!」の文字がある〕〔気がつきゃ熟年!「ズッコケ三人組」シリーズがついに完結 (IT media ねとらぼ 2015年11月13日記事)〕
2015年12月からは改めて本シリーズ第1巻のポプラ文庫版が発刊されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ズッコケ中年三人組」の詳細全文を読む




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