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セイム川[せいむかわ]
セイム川(, ; Seym もしくは Seim, Sejm)は、ロシアからウクライナへ流れる河川。ドニエプル川の支流、デスナ川の左支流で、最大の支流である。 ロシア・ベルゴロド州北端グブキン地区の、中央ロシア高地の南西麓に発する。クルスク州に入って州を東西に貫き、右岸(北岸)から流れるスヴァパ川()と合流し、ウクライナのスームィ州に入る。スームィ州を横切った後、チェルニーヒウ州の東部でデスナ川に合流する。 川沿いの主な都市は、クルスク、クルチャトフ、ルィリスク(以上クルスク州)、プティーウリ(スームィ州)、バトゥールィン(チェルニーヒウ州)。かつて、流域は中世から近世にかけてシヴェーリア、ポセミエと称し、中世にはシヴェーリア公国が置かれ、さらにプチヴリ公国、ルィリスク公国、クルスク公国が存在した。リトアニア大公国、ポーランド王国、モスクワ大公国が争奪し、17世紀から18世紀にかけてはコサック国家の北端となった。 流域はステップで、川は氾濫原の中を激しく蛇行しながら進んでいる。沿岸には魚や鳥などの動物や植物が数多くみられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セイム川」の詳細全文を読む
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