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セイントイライアス山地(Saint Elias Mountains)とは、北アメリカ大陸の北西部に存在する連山の1つである。なお、この山地はカナダとアメリカ合衆国の国境をまたいで存在しており、行政区分では、カナダのユーコン準州の南西隅および、同じくカナダのブリティッシュコロンビア州の北西隅および、アメリカ合衆国のアラスカ州に属する。ちなみに、この山地も含めた一帯は、1979年からはUNESCOの世界遺産に登録されていて、カナダやアメリカ合衆国からも国立公園に指定されている。 == 概要 == セイントイライアス山地には、例えばボナ山のように火山活動によって形成された山も存在するものの、セイントイライアス山地の大部分は火山活動と無関係に形成されたことが知られている。これに対して、セイントイライアス山地のすぐそばに存在するランゲル山地は、そのほとんど全てが火山活動によって形成されたと言っても過言ではない。この意味で両山地は対照的である。セイントイライアス山地の成因は、現在までの1000万年の間、太平洋プレートが北アメリカプレートの下に潜り込みながら、北アメリカプレートを押し続けていることにあるとされている。そして、これが氷河によって侵食されたことで現在の形になったと考えられている 〔 "Glacial Erosion Changes Mountain Responses to Plate Tectonics Newswise. " 2008年11月17日閲覧 〕 。 なお、このように最近のプレートテクトニクスによって形成された山地であることもあって、この地域には活断層も見られる。例えば、セイントイライアス山地の西側には、現在も活動中のトランスフォーム断層である、クイーンシャーロット断層(Queen Charlotte Fault)の一部に当たる、フェアウェザー断層(Fairweather Fault)が存在している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セイントイライアス山地」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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