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セオデン(Théoden、第三紀2948年 - 第三紀3019年3月15日)は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『指輪物語』の登場人物。第17代のローハン王である。サルマンの魔法による衰弱から、ガンダルフの癒しによって回復し、ふたたび剣をとったことから、「更生せるセオデン」を意味する、セオデン・エドニュー(Théoden Ednew)と呼ばれる。 父は第16代のローハン王センゲル、母はロッサルナッハのモルウェン。4人の姉妹がいる。妻はエルフヒルド。息子はセオドレドである。 == 人物像 == 劇中に登場したときは蛇の舌グリーマとその背後のサルマンのたくらみによってすっかり衰えており、背筋も曲がってまるでドワーフのように見えた。しかしガンダルフとの会話によって生気を取り戻すと、顔からしわが消え、杖も不要となった。このことからローハンの伝承では、「更生せるセオデン」を意味する、セオデン・エドニュー(Théoden Ednew)と呼ばれる。 老齢なのは事実なので、体力が長続きしない旨の発言もあるが、ペレンノール野の合戦では黄金の盾を構えて先陣を切り、南国人ハラドリムの首領と旗手を討ち取るなど、武勇で若者に遅れをとることはない。また意志力も堅固であり、聴くものすべてを魅了するサルマンの声にも、全力を出されるまでは抵抗して見せた。 アイゼンガルドで初めてホビット2名と出会ったときに礼儀正しく好意的に接したので、2人からも大いに好かれた。ペレグリン・トゥックは初対面で「立派なお年寄り」と評し、自ら王への奉公を申し出たメリアドク・ブランディバックからは父親のように慕われていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セオデン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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