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セントラル線(''Central Line'')はロンドン地下鉄の路線の一つで、チューブと呼ばれる地表から深い位置を走るタイプの路線である。ロンドン地下鉄路線図上では赤色に着色されている。 == 概要 == 大ロンドン西側のイーリングおよびライスリップから、ストラトフォードへロンドン市街地を東西に貫通した後に北東方向へ向かい、M25環状道路の外側、エセックス州エピングを結ぶ、路線延長46マイル(74キロ)49駅(うち地下駅は20駅)を擁する、ロンドン地下鉄の最長路線である。もともと地下鉄で無かった区間を編入した経緯から、地下区間はホワイトシティ駅西方 - レイトン駅東方(ストラトフォード駅構内を除く)と、レイトンストーン駅北方 - ニューベリーパーク駅南方のみであり、比較的地上を走る区間が長い。 1900年にロンドン中心部の鉄道として開通後、まずは西側への延伸が行われ、第二次世界大戦後に近代化が遅れていたロンドン東郊の路線を編入する形で延伸が行われた。現在の運行区間は1949年までに開業している。西方ウェスト・ライスリップ〜デナムの延伸計画は中止され、東方末端のエピング〜オンガーは輸送量が少ないため、1994年に廃止されている。 駅舎は、19世紀末前後のセントラル・ロンドン鉄道時代の建築や、ウェスト・ライスリップ支線・ヘイノールト支線に見られる第二次世界大戦後のモダニズム建築、およびストラトフォード以東がイースト・カウンティ鉄道やグレート・イースタン鉄道だった時代のビクトリア朝の建築などが見られ、その多くは歴史的に重要なものとなっている。 輸送量の面では、2011〜12年には年間2.6億人以上の輸送を行っており、これはロンドン地下鉄各線では最大となっている。また、ピーク時における運行本数は英国で最も多く、1時間あたり34本となっている。 これはセントラル線がロンドンのショッピング街、金融街などを東西に結ぶ唯一の路線であることに起因しており、混雑緩和のため、クロスレール等、セントラル線のバイパスとなる路線が計画されている。 現在は全列車が1993年から投入された1992形の8両編成で運転されており、1996年以降数年をかけて、順次ATOの導入によるワンマン運転に切り替えられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セントラル線」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Central line 」があります。 スポンサード リンク
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