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ゼートス : ミニ英和和英辞書
ゼートス[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ゼートス : ウィキペディア日本語版
ゼートス[ちょうおん]

ゼートス()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してゼトスとも表記される。ニュクテウスの娘アンティオペーゼウスの子で、アムピーオーンと兄弟。テーベーを妻とし〔アポロドーロス、3巻5・6。〕、ネーイスをもうけた〔パウサニアス、9巻8・4。〕。
母アンティオペーはゼウスの子を身ごもったため、ニュクテウスの怒りを買い、シキュオーンに逃げた。しかしアンティオペーはリュコスに捕えられ、テーバイに連行されるとき密かにゼートスとアムピーオーンを生んで捨てた〔アポロドーロス、3巻5・5。〕。ゼートスの名前の由来は、アンティオペーが出産のさいに産む場所を探した(ゼーテイン)〔ヒュギーヌス、7。〕、あるいは出産が苦しくないことを望んだ(ゼーテイン)によるという〔『大語源辞典』。〕。その後成長したゼートスは牛飼いを、アムピーオーンは竪琴を学んだが、リュコスの妻ディルケーに虐待されていたアンティオペーが彼らのところに逃げてきたときに母であると知り、アムピーオーンとともにディルケーを殺して母を救い、さらにテーバイに軍を進めてリュコスを殺して王権を奪い、テーバイを城壁で囲った〔。
ホメーロスによればテーバイを創建したのはゼートスとアムピーオーンであり〔『オデュッセイア』11巻262~265。〕、テーバイの名前の由来もゼートスの妻テーベーに由来するという〔。ゼートスは死後、アムピーオーンと同じ墳墓に合葬された〔パウサニアス、9巻17・4。〕。また子のネーイスはテーバイの門の1つネータイ門の由来になったという〔。

== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ゼートス」の詳細全文を読む




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