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タチャンカ
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タチャンカ
タチャンカ (ウクライナ語・、Tachanka) は、後ろ向きに機関銃を備え付けたロシアの馬車である。通常、荷車もしくは無蓋車後部に重機関銃を後ろ向きで搭載している。2~4頭の馬が曳く馬車に、御者1名とマシンガンクルー1~2名の計3名が搭乗する。いくつかの資料で、発明者はネストル・マフノであるとされている。〔William Henry Chamberlin, ''Russia's Iron Age'', Ayer Publishing, 1970, p201; V. Rapoport, Y. Alekseev, V. G. Treml (translated by B. Adams)〕〔''High Treason: Essays on the History of the Red Army, 1918-1938'', Duke University Press, 1985, p68〕〔Michael Malet, ''Nestor Makhno in the Russian Civil War'', Macmillan, 1982, p85〕〔Steve Zaloga, Leland S. Ness, ''Red Army Handbook, 1939-45'', Sutton, 1998, p105〕〔Leon Trotsky, ''How the Revolution Armed: The Military Writings and Speeches of Leon Trotsky'', New Park Publications, 1981, p 295〕〔Edward R. Kantowicz, The Rage of Nations: The World In The Twentieth Century, Wm. B. Eerdmans Publishing, 1999, p173〕
==語源== それらしい語源とされているものが2例、詳細不明な説が1例存在する。マックス・ファスマーの語源辞典によれば、ウクライナのネトィチャンカという町(「(Netychanka)」、現在はチェコのノヴィー・イチーン)の名前にちなんで名づけられたNeutitscheinというキャリッジから来ている説。〔Vasmer's dictionary entry 〕ロシア語で手押し車を意味する''tachka'' (、タチカ)を親しみを込めた表現に言い換えた説である。 詳細は不明だが、もう一つ語源とされているものが挙げられており、南ウクライナとクリミア半島周辺を指すの古名「タヴリーダ」から派生した頑丈な馬車と知られている'Tavrichanka' という名称を短く縮めた説である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タチャンカ」の詳細全文を読む
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