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ターリバーン(طالبان、Tālibān、英:''Taliban'')は、パキスタンとアフガニスタンで活動するイスラム主義運動。1996年から2001年11月頃までアフガニスタンの大部分を実効支配し、アフガニスタン・イスラーム首長国(ターリバーン政権)を樹立した(国際的には一部国家を除いて承認されず)。日本語メディアでは通常タリバン(またはタリバーン)と表記される。 ターリバーンの創設者で最高指導者はムハンマド・オマルで、2001年の政権崩壊以降は消息不明であったが、2015年7月に、2013年4月に死亡していたことが確認された〔オマル師は2年前に死亡” アフガン政府が発表 NHKニュース 2015年月30日〕〔アフガン:オマル師、2年前に死亡 国家保安局が確認 毎日新聞 2015年7月29日〕。後継の最高指導者はアフタル・ムハンマド・マンスール〔オマル師死亡 タリバンも認める 世界欺き死後2年も「偽声明」 後継は序列2位 産経ニュース 2015年7月30日〕〔タリバン、新指導者を選出 序列2位マンスール師 日本経済新聞 2015年7月30日〕。 == 概要 == ターリバーンは、ソビエト連邦のアフガニスタン侵攻(1979年~1988年)後の長年の内戦の中から生まれた武装勢力。パシュトゥーン人の割合が多い。ソビエト連邦に支援されていた共産主義政権を打倒したムジャーヒディーンたちが内輪もめから再び戦闘を始め、アフガニスタンが無秩序、無法状態に陥っていた。そうした現状を憂えてイスラム教に基づき治安と秩序の回復のために立ち上がったのがターリバーンの起源である〔進藤雄介『タリバンの復活―火薬庫化するアフガニスタン』花伝社、2008年、97頁、ISBN 9784763405302 〕。パキスタンの強力な支援を受けて急激に勢力を拡大、カンダハールを拠点とし、北に軍を進め、首都カーブル、そして北部の主要都市マザーリシャリーフを制圧し、2001年9月の米国同時多発テロ事件のころまでに国土の大部分を支配するに至った。 「ターリバーン」という語はアラビア語で「学生」を意味する「ターリブ」(طالب)のパシュトー語における複数形であり、イスラム神学校(マドラサ)で軍事的あるいは神学的に教育・訓練された生徒から構成される。ターリバーン構成員を数えるとき、一人なら単数形の「ターリブ」、二人以上なら複数形の「ターリバーン」が用いられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ターリバーン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Taliban 」があります。 スポンサード リンク
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