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タンタル180m1[たんたる180えむ1]
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タンタル180m1[たんたる180えむ1]
タンタル180m1 (Tantalum-180m1・180m1Ta) とは、タンタルの同位体の1つ。 == 概要 == 180m1Taは、180Taより75keVエネルギーの高い核異性体の1つである〔The NUBASE evaluation of nuclear and decay properties ''National Nuclear Data Center'' 〕〔Testing the physics of nuclear isomers ''United States Department of Energy'' 〕。原子は基底状態よりエネルギーの高い励起状態のものがあり、この準安定状態がある程度長く続くものを核異性体と呼ぶ。多くはマイクロ秒からミリ秒の間の時間でガンマ線を放出して基底状態に戻る。しかし稀に1秒以上準安定状態を維持する核種もあり、180m1Taはその中でも最も長い半減期を持つと推定されている〔。 180m1Taは、天然に産出するタンタルの0.012%を占めており、天然に存在する唯一の核異性体である。もうひとつの核異性体180m2Taは半減期0.000045秒のごく普通の核異性体であるため〔、180m1Taをしばしば180mTaと書くこともある〔。また、語弊が生じない場合、180m1Taを指して180Taと書く場合もある〔太陽系に存在する最も希少な同位体タンタル180が超新星爆発のニュートリノで生成されたことを解明 ''独立行政法人日本原子力研究開発機構'' 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タンタル180m1」の詳細全文を読む
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