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タ・ソム : ウィキペディア日本語版
タ・ソム

タ・ソム(Ta Som、)は、カンボジアアンコール遺跡にある小寺院で、ジャヤーヴァルマン7世の12世紀末に構築されたものである。それはアンコール・トムの北東、ニャック・ポアンのすぐ東に位置する。王ジャヤーヴァルマン7世は、1150年から1160にかけてクメール王朝の王であった父 (''Paramanishkalapada'') に、この仏教寺院を捧げた。寺院は一層上にあり、ラテライトの周壁に囲まれた一つの祠堂より構成される。近隣のプリヤ・カーンタ・プロームと同様、寺院は大部分が修復されないままになっており、多くの樹木やその他の植物が廃墟の中に成長している。 1998年、ワールド・モニュメント財団 (WMF) は修復プログラムにこの寺院を追加し、訪問者に対して寺院をより安全にするため構造物の安定化に向けた作業を開始した。
== 構造 ==
東より入場するように設計されていたタ・ソムは、1つの濠および東西200メートル、南北240メートルのラテライトの周壁によって囲まれ、入場口となる2対の塔門(ゴープラム、Gopuram〈ゴープラ、gopura〉)は損壊している。塔門は十字型であり、それぞれの面には 連子子(れんじこ)の入った連子窓(れんじまど)の付いた小部屋がある。塔門の主となる構造物にはバイヨン様式の四つの人面が彫られている〔。東塔門の外側はインドボダイジュ (''Ficus religiosa'') に覆われており、それは塔門を形造るブロックを伝って地面へと伸びている。寺院の内側の区域は、中央の十字型の聖所と、四角形に囲まれた各側面には張出しの入口 (porch) がある。2棟の小さな経蔵が東側の入口通路の両側にある〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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