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ダッジ・ラムバン : ミニ英和和英辞書
ダッジ・ラムバン[らむ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラム : [らむ]
 【名詞】 1. (1) lamb 2. (2) rump 3. (3) rum 4. (4) RAM (random access memory) 5. (P), (n) (1) lamb/(2) rump/(3) rum/(4) RAM (random access memory)

ダッジ・ラムバン : ウィキペディア日本語版
ダッジ・ラムバン[らむ]
ラム・バン (Ram Van) は、アメリカの大手自動車メーカークライスラーダッジブランドで生産していたフルサイズバンである。
当初は貨物バンがダッジ・トレーズマン、乗用ワゴンがダッジ・スポーツマンとして販売されていたが、1980年に「Bシリーズ」としてラインアップに整理されたあと、ピックアップモデルの「ダッジ・ラム」のラインアップに統合され「ダッジ・ラム・バン」となった。Bシリーズ、または単に「ダッジ・バン」とも呼ばれる。
== 概要 ==

クライスラーは小型バンであった「ダッジ・A100」の後継モデルとして、クライスラー・Bプラットフォームをベースとしたバンを開発した。これらは1970年にバンのトレーズマン、ワゴンのスポーツマンとして販売が開始された。
その後「Bシリーズ」として一本化された後に、1980年にはピックアップモデルの「ダッジ・ラム」のラインアップに整理され、貨物モデルの「トレーズマン」は「ダッジ・ラム・バン」へ、乗用モデルの「スポーツマン」は「ダッジ・ラム・ワゴン」へと名称を変更した。
貨物モデルについてはボディの後部側面の一方にドアや窓を設けず丸ごと溶接して強度を上げた「ユニフォーム」と呼ばれるデザインを採用しており、競合他車と比べ重量、強度の点で有利となっていた。また使い勝手を考慮して側面、背面に観音開きのドアを採用していた。これにより北米市場ではヒットを飛ばし、1970年代において一般的な貨物バンの代名詞ともいえる存在となった。
1979年に最初のモデルチェンジを行い、従来曲面を帯びていたフェイス部は1980年代初頭において北米市場でトレンドであった角ばったグリル、ライトが採用され、ピックアップモデルに近しいフェイスデザインとなった。その際にインテリアなども近代的に一新されている。
販売開始から24年経過した1994年、ラムバンは2度目のモデルチェンジを実施し、ドライブトレーンを更新したほか、再び丸みを帯びたフェイスとなった。
またミニバンである「ダッジ・キャラバン」がヒットして以降、ラインナップとしては設定されていたものの乗用モデルの役割を同車に譲り、ラムはフルサイズバンとしての性格を強めていった。これによりクライスラーは北米のワゴン市場において多大なシェアを確保した。また、キャラバンでは当車にあやかったグレード「ミニ・ラムバン」が存在した。
エンジン、ボディサイズは多様で、ショートボディ、ロングボディの2種を基本とし、最終モデルには250hpを発生する強力な5.9L V8の「マグナム・エンジン」やCNGを採用したモデルもラインナップされていた。
ゼネラルモーターズフォード・モーターの競合モデルが3世代程モデルチェンジしたのに対して、ラムは1970年に販売されて以降、ピックアップトラックのダッジ・ラムに合わせて前後のフェイスリフトを行っていたほかは、エンジンなどのドライブトレーンの変更はあったものの、基本的な構造はほとんど変えずに2003年まで販売が継続された。これは北米市場の自動車市場において、単独モデル最長寿を誇っていた。
ラムバンの販売終了後、後継モデルは開発されずダイムラーより「メルセデス・ベンツ スプリンター」のOEM供給を受け「ダッジ・スプリンター」として販売している。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ダッジ・ラムバン」の詳細全文を読む




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