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チェ・スンチョル(崔、)は、朝鮮労働党対外情報調査部所属工作員(スパイ)。「朴」(ぱく)と名乗っていた。 1985年3月に発覚した「西新井事件」で、樺太出身の日本人Oに成りすまして彼名義のパスポートや免許証を取得、東南アジアや欧州と日本との間の出入国を繰り返していた。このとき、警視庁公安部から旅券法違反などの容疑で国際指名手配した。 チェは、戦前に内地に住んでいたことがあるため、日本語に堪能で関西弁を流暢に使いこなしていた。そして、朝鮮人らしさを払拭するために正月には和服を着て初詣に出かけるなど、日本人以上の日本人に成りきるなど徹底しており、当時居住していた近所の子供のイタズラを叱っていたところを目撃していた住人によると、まるで学校の先生が諭すように説教をしており、きちんとした人だという印象をもたれる程だったという。 拉致被害者・蓮池薫夫妻が帰国する直前まですぐ近くに住んでいたといい、教育も担当していたという。 2006年3月3日、辛光洙とともに国外移送目的略取と国外移送の容疑とで国際指名手配し、北朝鮮に対し所在の確認と身柄の引き渡しを要求している。 == 参考文献 == *『昭和61年版 警察白書』 *『月刊治安フォーラム』2002年3月号 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チェ・スンチョル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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