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チコリー[ちょうおん]
チコリー(英語:chicory、学名:''Cichorium intybus'')は、キク科の多年生野菜である。高さ60〜150cmで青い花を付けるものが多い。和名はキクニガナ(菊苦菜)、漢名は菊苣である。 == 概要 == 原産はヨーロッパから中央アジアにかけての地域である。北アメリカに持ち込まれて帰化し、道路わきの雑草のなかにチコリーが生えているのを見ることができる。近縁種としてエンダイブ ''C. endivia'' がある。チコリーは多年草だがエンダイブは一年草である。 イタリアではチコリーの変種を栽培品種化したものの総称をラディッキオ(Radicchio)と呼ぶ。中でも赤い品種群はラディッキオ・ロッソと呼ばれ、高級食材とされている。主にヴェネト州で栽培され、結球品種や半結球品種、早生、晩成種などがある。日本ではフランス流のトレビスという名で流通している〔「episodio39:イタリア一美しく高価な野菜 ラディッキオ・ロッソ・ディ・トレヴィーゾ IGP タルディーボ 」グストイタリア 2015年5月59日閲覧。 〕。 日本ではチコリーをフランス語でエンダイブを指すアンディーブと呼ぶ場合があるなど、チコリーの仲間は名前の混乱や認識の齟齬が見られるので注意が必要である〔八百屋塾2012「2012年9月9日 第6回 ~ 講演「イタリア野菜について」 トキタ種苗 大利根研究農場 開発育種部 中島紀昌氏 」 東京都青果物商業協同組合 2015年5月59日閲覧。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チコリー」の詳細全文を読む
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