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チュイ州(、)は、キルギスの州。北から時計回りにカザフスタン、イシク・クル州、ナルイン州、ジャララバード州、タラス州と接する。州都はビシュケクだが、2003年から2006年5月まではトクマクだった。 == 地理 == チュイ川流域の北部は全国的にも貴重な平地で、肥よくな土壌と水資源に恵まれていることから小麦、トウモロコシ、テンサイ、ジャガイモ、アルファルファなどを産する。トクマクやカント、カラバルタといった都市部は旧ソ連時代、農産物加工を中心に栄えた。ロシア人、ウクライナ人、ドンガン人、朝鮮人、ドイツ人など、キルギス人以外のマイノリティの割合が高い。 南のタラス州と州境を成すキルギス山地には、ハイキングやトレッキングコースが多い。山を越えると、同じ州でもナルイン州のような光景になる。州北東部の回廊はチョン・ケミン渓谷である。 主要都市はたいてい、州を横断するタラス=ビシュケク=バルイクチ高速道に面する。このうちビシュケク以西の部分は欧州ルートE40号に指定されているが、地元では旧ソ連の名称にならいM-39高速道と呼ばれる。E40号はビシュケクからチュイ川やカザフスタン国境を越えて、アルマトイまで至る。 鉄道はタラスとビシュケク、バルイクチを結ぶ路線しかないが、あまり使われないようである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チュイ州」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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