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チョロン地区( - ちく、, 「大市場」の意。)はベトナムのホーチミン市にあるベトナム最大の中華街である。 == 歴史 == 1778年、広南国を支援していたビエンホア()の華人(ホア族)が西山朝の軍隊の報復を受け難民となり、現在のチョロン地区に暮らし始めた。1975年以前、南ベトナムには120万人の華人が在住しており、うち110万人はチョロンを含むサイゴン周辺に集中し、さらにそのうち70万人がチョロンに居住していた。 ベトナム戦争終結後、私企業の国有化と資産階級の資産制限などの社会主義化、また中越戦争前夜の人種的緊張により、大量の華人が難民としてベトナムから国外に流出した。そのため、1978年にはチョロンの華人人口は10万人にまで減少した〔読売新聞夕刊 1992年9月8日および9月9日〕。ベトナム全体では、1975年以前に145万人いた華人人口のうち111万1000人が第三国に移住し、1994年の華人人口は28万人にまで減少している〔若林敬子「中国人口超大国のゆくえ」184、185頁 岩波書店 1994年〕。ドイモイ以後は国外から帰国する者も増え、チョロンの華人人口は50万人ほどに回復した。ホーチミン市に住む華人のほとんどがチョロンに住んでいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チョロン地区」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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