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綱具 繋ぐ
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『ツナグ』は、辻村深月の著した連作短編小説、およびそれを原作にした日本映画である〔。 第32回吉川英治文学新人賞受賞作〔。2014年2月現在、69万部のベストセラーとなっている。 2014年2月1日発売の『yom yom』2014年冬号より、続編となる「ツナグ2」の連載が開始されている〔。 == あらすじ == === アイドルの心得 === * 初出:『yom yom』vol.12〈2009年9月〉 依頼人、平瀬愛美の視点で語られる。 愛美は、子どもの頃から家族に疎まれてきたせいで自信がなく、会社でも人間関係に悩んで、4年前にはうつ病を発症してしまう。そんなときに、無理矢理誘われた飲み会で気分が悪くなり、同僚に路上に放置されてしまう。そして、過呼吸を起こしていたところに、人気アイドルの水城サヲリが通りかかり、介抱してくれる。それ以来、愛美はサヲリのファンになる。そのサヲリが3か月前に心不全で亡くなった。愛美は、死者と再会させてくれるという使者(ツナグ)の存在を知り、サヲリとの再会を依頼する。 使者との面談の場に現れたのは、ギャルソンのダッフルコートを着、古い大学ノートを抱えた男子高校生だった。使者は、一通り死者との面会についてのルールを説明すると、正式に依頼するか確認し、愛美は依頼すると答える。 面会当日、愛美が指定された品川の高級ホテルにやってくると、使者の少年が待っている。騙されているかもしれないと思いながらも、愛美が指定された部屋に入ると、そこにはサヲリがいた。サヲリは、愛美を路上で助けたことは憶えていなかったが、彼女が贈った手紙やプレゼントのことは憶えていると言い、手紙の中に死にたいと書いてあったのを指摘して、死ぬのを止めるために会うことにしたと言う。また、愛美にこっちに来てはだめだと言い、すぐに謝る癖は改めるようにアドバイスする。そして、自分に引導を渡してくれてありがとうと感謝し、夜明けと共にサヲリは姿を消す。 愛美がロビーに戻ると、使者が待っている。感想を求められた愛美は、「アイドルって、すごい」と答える。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツナグ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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