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テッド・V・マイクルズ(Ted V. Mikels, 本名:Theodore Vincent Mikacevich, 1929年4月29日 - )はクロアチア系アメリカ人の映画監督。 現在もアメリカ国内でインデペンデント映画、Z級カルト映画の製作を行っている。 映画スタイルはある意味、荒唐無稽ともいうべきであり、一部からは「ハリウッドの反天才」「芸術の突然変異」の称号(?)を持つ「エド・ウッド」のライバルとも称されていた。 カラフルな衣装に、ハンドルバーの口髭という派手な姿と、カルフォルニア州のグレンデールで隠し通路付きのハーレムに最大で7人の女性と共に住んでいたなど、映画だけでなく、その風変わりな私生活も有名であった。 日本ではハンバーガーの肉の都市伝説として、食用ミミズを材料にしたハンバーガーの存在を報じた際に「ミミズバーガー」と称したが、これはテッド・V・マイクルズ制作の「The Worm Eaters」の邦題である。 == 経歴 == 小学生の頃、カメラに興味を持ち始めた彼は、自分の家の浴槽を利用してフィルムを現像するようになった。 15歳になると、話術や奇術を使ったステージパフォーマーとしてレギュラー出演し、1950年に渡米した。 渡米後、カルフォルニアでスタントマン、脚本家、音響技術者、映写技師などを経験し、映画製作に必要なカメラ技術や映像編集のノウハウを会得すると、映画製作を打ち込み始め、1963年には記念すべき処女作「Strike Me Deadly」を製作するものの、製作途中で予算が不足し自身の家を抵当に入れて、やっと完成に漕ぎ着くような状態だった。 しかも、完成後は劇場で上映されたものの、販売権の関係で彼に収入は全く入って来ないという散々たる結果だった。 その後も幾多もの作品を完成させたマイケルズは、2003年にはネバダ州ラスベガスにてフィルムやビデオを制作する「TVMスタジオ」の経営を始めた。 そして2005年8月28日、彼はそれまでZ級ではない、一般向け映画となる最新の映画「Heart Of A Boy」でネバダ知事の氏から「Certificate of Recognition」を授与された。この賞は彼が映画製作産業に貢献したという事を証明する賞であった。 2009年、McFarland & Company社よりChristopher Wayne Curry著書「テッドVマイクルズのインデペンデントシネマ」が出版された。 2010年、Alpha Video社から「テッドV.マイクルズのWild World」が6月にリリースされる。この作品は、彼が過去に製作した映画を振り返るドキュメンタリーで、ジョン・ウォーターズを語り手として、製作指揮はケビン・ショーン・マイクルズによって行われた。本作の一部をWHDジャパンが2010年初発売予定の「ミミズバーガー」に収録すると発表している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テッド・V・マイケルズ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ted V. Mikels 」があります。 スポンサード リンク
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