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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
テューロー()は、ギリシア神話に登場する女性である。長母音を省略してテュロとも表記される。サルモーネウスとアルキディケーの娘。海神ポセイドーンとの間に双生児ペリアースとネーレウスを、クレーテウスとの間にアイソーン、アミュターオーン、ペレースを、またシーシュポスとの間に2子を生んだとされる。 はじめテューローはクレーテウスに養育されたが、河神エニーペウスに恋し、川に赴いては恋心を訴えた。ところがテューローに恋したポセイドーンはエニーペウスに化け、テューローを抱いた。この結果、テューローは身ごもってペリアースとネーレウスを生んだ。テューローは生まれた赤子を2人とも捨ててしまったが、2人は馬飼いに拾われて育てられた。 また彼女はシーシュポスとの間に2子を生んだ。シーシュポスは父サルモーネウスと仲が悪く、サルモーネウスを殺そうと考えてテューローに近づいた。というのはテューローの生んだ子供がサルモーネウスを殺してくれると神託が告げたからであった。しかしそれを知ったテューローは子供を殺したという〔ヒュギーヌス、60、239、254〕。 サルモーネウスは後妻にシデーローを娶ったが、テューローはシデーローにひどい虐待を受けた。しかし成人したペリアースとネーレウスがやって来て、シデーローを殺して母を救った。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テューロー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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