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デジタルマイクロカセットテープ : ミニ英和和英辞書
デジタルマイクロカセットテープ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

デジタルマイクロカセットテープ ( リダイレクト:デジタルマイクロカセット ) : ウィキペディア日本語版
デジタルマイクロカセット[ちょうおん]

デジタルマイクロカセットは、オーディオ用磁気記録テープの規格のひとつである。NTテープNTカセットとも呼ばれる。ソニーの独自規格であり、販売していたのはレコーダー、テープともソニーだけである。レコーダーの商品名は「スクープマン」(SCOOPMAN)。レコーダー、およびブランクメディアなどはすでに販売が終了している。
== 概要 ==
主に会議やインタビューなどの「ボイスレコーダー」としての使用を想定しており、現在のICレコーダーに相当する。非常に小型でありながらステレオデジタル録音が可能であり、音楽鑑賞に耐える音質〔特に広い再生帯域(ワイドレンジ)を必要としないハードロック、および歌謡曲に最適とされていた。〕を実現していたが、頭出しは全くできない。そもそも第一号機「NT-1」の登場から9ヵ月後の1992年11月には同じソニーからMDの一号機であるMZ-1が発売されるなど、当初からポータブルオーディオとしては位置づけられていなかったことが窺えた。
1995年に後継機である「NT-2」の発売時に制作されたTVCMは、書斎で広げた切手のコレクションに紛れたNTテープをピンセットで拾い上げ、それを再生するとヘッドフォン越しに歓喜の歌が流れるというウォークマンに近い内容であった(1996年の広告電通賞テレビ部門家庭用機器部門の入賞作品となっている)。
ICレコーダーの普及期とぶつかったこと、定価10万円以上とボイスレコーダーとしてはあまりに高価であったことなどから商業的には失敗に終わった。発売されたレコーダーはNT-1とNT-2の2機種のみであり、NT-2は1999年末まで発売が続けられた後生産中止となっている。録音用テープとクリーニングテープの供給も2011年4月末をもって終了した〔デジタルマイクロテープ国内販売終了のご案内 〕。
ギネスブックの1994年版に「量産されている世界最小のテープ」として掲載された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「デジタルマイクロカセット」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 NT (cassette) 」があります。




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