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データ記述言語(データきじゅつげんご)またはデータ言語とは、コンピュータにおいて扱うデータを記述するための人工言語である。プログラミング言語などと同じコンピュータ言語の1種であり、HTMLに代表されるマークアップ言語などがある。 == プログラミング言語との違い == データ記述言語には、純粋にデータの格納のみを目的とする言語と、プログラミング言語の特徴も備える言語がある。後者はやや特殊で、プログラミング言語と厳密に区別されるものではない。 プログラミング言語の大きな特徴は制御構造(逐次処理、分岐処理、反復処理)と制御を行うための変数をもつ点にあり、データ記述言語にはこのような要素は含まれない。データ記述言語を用いて値を記述する場合でも、それは定数であって変数ではない。 データ記述言語の1つであるHTMLの場合、初期にはドキュメントの構造のみを格納するマークアップ言語であったが、その後の仕様拡張で他のスクリプト言語も内包するようになった。ただし、HTML自体はスクリプト言語のコードもデータの1つとして扱い、それをどのように処理するかはWebブラウザなどのアプリケーションに委ねられる。この意味では、HTMLは純粋なデータ格納の言語である。一方、携帯電話などの情報機器向けに作成されたHDMLでは、変数や制御文をもつなど言語自身がプログラミング言語の要素を備えている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「データ記述言語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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