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トロンプ級軽巡洋艦 (Tromp class cruiser) は「デ・ロイテル」 (De Ruyter) に引き続き、オランダ海軍が第二次世界大戦前に東インド植民地艦隊向けに竣工させた軽巡洋艦である。一番艦はオランダで竣工し、日本軍と戦ったものの、二番艦「ヤコブ・ヴァン・ヘームスケルク」は艤装半ばにして本国を脱出し、イギリス式の武装を搭載して就役したために姉妹で武装が異なるという稀有な艦歴を持つクラスである。 == 艦形について == 艦形状は典型的な長船首楼型船体である。艦首形状はクリッパー・バウを採用しており、艦首に連装砲塔を背負い式に二基、その後方に箱型の艦橋があり、構成は航海艦橋・戦闘艦橋・測距儀の順である。航海艦橋の外側には船体幅一杯までの艦橋があり、狭い湾内を航行する時に艦橋の端から艦長が、障害物を操舵員に指示するための物である。その上に二段の探照灯台、戦闘艦橋と続くのは他国の巡洋艦と一緒である。煙突の両脇には「くの字」型のクレーンがあり、艦橋と煙突の間の艦載艇スペースから海上に艦載艇を下す。煙突の後方にはカタパルトが一基、水上機2機が置けるスペースが有り、格納庫は無く露天であった。その後方には後部測距儀を中心として4cm(70口径)連装機関砲が五角形状に集中配置された。そして後ろ向きに連装主砲塔2基が背負い式で配置された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トロンプ級軽巡洋艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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