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ドムトルーパー(DOM TROOPER)は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する、モビルスーツ(MS)に分類される架空の有人式人型ロボット兵器の一つ。劇中では単に「ドム」と呼称されている。 メカニックデザインは大河原邦男。 本項では、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSV』に登場する原型機であるドムトルーパー(オリジナル仕様)についても解説する。 == 機体解説 == 諸勢力の非戦派からなる組織「ターミナル」が、ザフトのデータベースから奪取した設計図を基に、独自の仕様変更を加えて製造した機体〔ホビージャパンMOOK『機動戦士ガンダムSEED DESTINYモデルVol.2 DESTINY MSV編』掲載、森田繁の解説による。〕。 ザフトでは前大戦終結後もMS開発が行われ、数度のコンペティションが行われた。「ドムトルーパー(オリジナル仕様)」はその一つであり、ザク量産試作型をベースとし、ミラージュコロイドを用いた攻性フィールドとウィザードシステムを搭載した機体として設計されたが、ユニウス条約によりミラージュコロイドを応用した本機の技術が使用不能となった上、この機体のもう一つの特徴である陸戦を想定した脚部のホバリング推進システムが問題視された。このシステムによって同機は地上では他のMSを圧倒する機動力を得たが、これを使いこなすには特殊なテクニックを必要とし、ジンやゲイツなどに乗り慣れたザフト軍兵士の中でこの機体を乗りこなせるパイロットはごく少数しかいなかった。機体はザクやグフ等と同様、C.E.71年の大戦終結後にザフトの次期主力MS選定コンペティションにおける次期主力機候補に選定されていたが、このような諸々の事情により制式採用に至らず、数機の試作機が作られた段階で次期主力MSの候補から外され、同じくウィザードシステムを受け継ぎ、かつ多くのザフト兵が操縦しやすいザクウォーリアが次期主力MSに採用された(ただ、この際のコンペからの脱落自体がザフト中枢に浸透していた「ターミナル」工作員の謀略だとする説も根強くあるという〔)。 「ターミナル」はこの折に、ザフトのデータベースからその設計データの削除〔を行い、機体データが記録されたコンペティション用に作られたプレゼンテーション資料(生産ラインのプランと設計データ)を入手し、衛星軌道上のアステロイド工廠「ファクトリー」で本機の量産を開始。ウィザードシステムには当初のコンセプト通り対応しているため、背部にウィザードパックを装備可能だが、クライン派の物資調達ルートではそのウィザードパックの入手が困難であったため、オリジナルにあったナイトウィザードは廃止され簡易型ウィザード(イージーウィザード)を装備。また、ストライクフリーダム開発の際に培ったノウハウを生かし、両腕部にデスティニー、レジェンドにも装備されているビームシールド「ソリドゥス・フルゴール」を独自の改装〔により搭載。これらの仕様変更を行い、最終整備を経てオーブ防衛戦(オペレーション・フューリー)参戦までに3機が完成した〔オーブ防衛戦以降に何機が完成したかは不明であるという〕。 以後、本機はクライン派の手に渡り、エターナル艦載MSとして前大戦を生き残ったエースパイロットにより運用。オーブ対反ロゴス同盟軍の戦いではオーブ国防軍側に合流〔ザフトからの強奪機であるフリーダムガンダムや地球連合軍からの脱走艦であるアークエンジェルのようにオーブ軍の戦力になってしまったわけではなく、その後宇宙での戦いではクライン派のザフト製艦船を母艦として戦っている。〕して参戦〔、続くステーションワン攻防戦、メサイア攻防戦でもその力を振るい活躍した。 尚、ZGMF-XX09Tという型式番号は開発者が非公式に呼んでいたもので(本来ならニューミレニアムシリーズで採用される筈であったこの機体が、サードステージで復活する事する願いを込めたと言われている〔バンダイ『1/144 HG ドムトルーパー』付属解説書による。〕)、ザフトでは欠番となっている。 また、ドムの名称は、「ドム=DOM=Dauntless Obliterator Magnificent(壮大なる不屈の抹殺者)」、トルーパー=TROOPER=は英語で「騎兵」の意。命名者はクライン派ではなく、元々ザフトで開発されていた時の技術者によるものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドムトルーパー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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