|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
ドライポイント(drypoint)とは版画の技法のひとつ。 「ポイント」と呼ばれる先端が鋼鉄の針や、ダイヤモンドが付いた針などを使い、銅板に直に彫って描画する凹版技法。「ドライ」とは、エッチング用の腐蝕液を用いないことから、そして、尖った先端をもつ道具「ポイント」で刻描するので、ドライポイントという。彫られた線は均一な線ではなく、針で押し出された銅のささくれや、まくれなどを生かして刷ることも特徴の一つとされ、独特のタッチになる。 腐蝕液や防触剤などが必要なく、引っ掻くだけの簡単な技法なので、小中学校や初歩の銅版画教室で取り上げられることが多い技法。 しかし手軽な技法ではあるが、ポイントで描画する際に針が銅版に引っ掛かり描きづらく、まくれを強く出すためには力が必要であったり、また、金属のめくれによって刷り上がりが変化するため、描画している時にトーンが把握しづらいなど、腐蝕液を使う技法である「エッチング」に比べると、意外と描画が難しい。 == 関連項目 == *版画家 *エングレービング *メゾチント *エッチング *アクアチント *リトグラフ *銅版印刷 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドライポイント」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|