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『ドラゴンVS.7人の吸血鬼』(イギリス題:''The Legend of the 7 Golden Vampires'' 香港題:''七金屍、''または''七屍金'')は、1974年、イギリスのハマー・フィルム・プロダクションと香港のショウ・ブラザーズ共同制作の映画。主演ピーター・カッシング、デビッド・チャン。監督ロイ・ワード・ベイカー(英語版)。 古典派ホラーとカンフーアクションを融合させた怪作で、後の『霊幻道士』等香港ホラーの始祖とされている。 ==概要== 本作は『吸血鬼ドラキュラ』第1作とするハマー・フィルム・プロダクション製作のドラキュラシリーズの最終第9作に当たる。戦後のクラシックホラー映画の黄金期を築いたハマー・フィルムも、1970年代に入り業績が停滞、新機軸として香港のショウ・ブラザーズと提携し、『燃えよドラゴン』以降、世界的にブームを起こしていたカンフー・アクション映画とホラー映画の融合を試み、本作が企画された。 ハマーの看板スターとして数々の映画に主演したきたピーター・カッシングが主演。彼が当たり役として演じてきたヴァン・ヘルシングが中国に渡り、香港の主演スター、デビッド・チャン演じるカンフー青年とその兄弟達と共に、吸血鬼達とゾンビ軍団、その黒幕であるドラキュラと闘う内容。ホラーとカンフー、更に西部劇や『七人の侍』のエッセンスまで取り入れたホラーアクション活劇で、ホラーファンや専門家の間でも、傑作か駄作かの評価が極端に分かれる。 元々はヘルシングがカンフー兄弟と共に中国の吸血鬼と闘う内容で企画され、ドラキュラの登場予定はなかった。しかし香港サイドの要望で後からドラキュラを絡ませたため、ストーリーに大きな矛盾が生じてしまった。ヘルシングはドラキュラと闘かったからこそ、吸血鬼研究の権威として高名な筈だが、そのドラキュラが100年前の19世紀初頭に中国に渡ってしまっていたのでは、ヘルシングがドラキュラと闘って名を上げる機会もなく、そもそも19世紀欧州にドラキュラの脅威など存在しなかった事になってしまうのである。 ハマーのドラキュラシリーズで過去7度ドラキュラを演じてきたクリストファー・リーは前作『新ドラキュラ/悪魔の儀式』(1973年)を最後にドラキュラ引退を宣言しており、本作ではドラキュラ役にジョン・フォーブス・ロバートソン(英語版)が起用された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラゴンVS.7人の吸血鬼」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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