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『ドラゴンズレア』(''Dragon's Lair'')は1983年にCinematronics社が発売したレーザーディスクゲーム(LDゲーム)である。 最初期のLDゲームのひとつであり、ゲーム史上初めてムービー(アニメ)を本格導入したことで知られる。 ==概要== 内蔵されたレーザーディスクによって動画が再生され、その動画上で魔物に襲われる、罠が発動する、などといった場面でレバーとボタンを決められた方向でかつ、決められたタイミングで入力し、進行していくリアルタイムアクション・アドベンチャーゲーム。同様のタイプのゲームに続編の『スペースエース』などがある。 ゲーム史上初のLDゲームはセガ(後のセガ・インタラクティブ)の『アストロンベルト』(北米ではバリー・ミッドウェイが配給)であるが、北米では『ドラゴンズレア』の方が先にリリースされたため、本作が北米史上初のLDゲームとなった。 ディズニー映画などで作画監督をしていたドン・ブルース(''Don Bluth'')がアニメーション製作に携わっている。スプライトなどによる簡素な映像表現が一般的だった当時において、本職のアニメーターが作画した、テレビアニメーションとほぼ同等のクオリティのムービーが表示されるゲームというのは画期的で、大ヒットを記録した。そのためビデオゲーム初期の傑作としてポンやパックマンとともにワシントンD.C.のスミソニアン博物館に収蔵されている。 このタイプのゲームは通常、要所ごとに画面上に入力の指示が出て、それに従いレバーとボタンを入力するものが大半だが、このゲームにおいては画面上に入力の指示は一切出てこず、動画の状況のみで入力のタイミングを計る必要がある。 総じて、既存するLDゲームの中では難易度が最も高いと言われている。 LDゲームの代表作として多くのハードに移植されている。ただしNES(ファミコン)版、SNES(スーパーファミコン)、ゲームボーイなどの初期のゲーム機に移植されたものは、ハードウェアの性能的な問題からか原作とは全くかけ離れたアクションゲームとなっている。メガCDや3DOなど、メディアにCD-ROMを採用したゲーム機の登場後は良好な移植がされるようになった。元がLDゲームであるため、ゲーム機ではないDVDプレーヤーやブルーレイプレーヤーでもプレイできるゲームとしても移植されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラゴンズレア」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dragon's Lair 」があります。 スポンサード リンク
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