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DragonBall ドラゴンボールZ BATTLE OF Z ドラゴンボールZ 超究極武闘伝
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『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)は、鳥山明(BIRD STUDIO)による日本の漫画作品。略称は『DB』。 == 概要 == 世界中に散らばった7つの玉を全てを集めると、どんな願いでも1つだけ叶えられるという秘宝「ドラゴンボール」と、主人公「孫悟空(そんごくう)」を中心に展開する「冒険」「努力」「バトル」「友情」などを描いた長編漫画である。 『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1984年51号から1995年25号までの約10年半にわたって連載。各話数の通し番号は「其之○○」となっており、数字は漢数字で表される。この他に番外編『TRUNKS THE STORY -たったひとりの戦士-』(トランクス・ザ・ストーリー -たったひとりのせんし-)も掲載された。 テレビアニメ化も行われ、日本ではフジテレビ系列で放映された他、劇場版アニメやハリウッドでの実写映画も製作された。連載終了後にも多数の関連グッズやゲームソフトなどが生み出されている。 『ドラゴンボール』連載中の1995年に『週刊少年ジャンプ』は販売部数653万部を記録。本作の連載終了後は同誌の部数が急速に減少していくなど〔【出版】本当の出版不況は、まだ来ていない asahi.com 2009年2月10日〕、連載作品の中でも特に影響は大きかった。累計発行部数は完全版を含み国内で1億5721万部以上〔MEDIA GUIDE 2013 集英社AD NAVI〕、完全版累計発行部数2000万部、全世界累計で2億3000万部〔アニメ『ドラゴンボールZ』17年ぶり映画で復活 Z~GT間の“空白の10年”紡ぐ oricon 2012年7月14日〕〔ドラゴンボールZ 神と神 公式ウェブサイト 〕。世界で最もビデオゲーム化されたコミックとしてギネス認定されている〔『ギネス世界記録2013』J-06頁。〕。 中国の伝奇小説『西遊記』をモチーフにしており、主人公の名前も同作品の主要登場人物である神仙・孫悟空から名付けられている。 原作漫画は、いわゆる「昔話」の形式の作品である。初回である其之一は「むかしむかしのこと…」の語り出しから始まり〔鳥山明「其之一 ブルマと孫悟空」『DRAGON BALL 第1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1985年9月1日、ISBN 4-08-851831-4、5頁。〕、最終回である其之五百十九の冒頭には「むかしむかし…小さな出会いから始まったこの物語は、やっと現代に帰ってきました。これから先は、あなたたち自身の目でそっと彼らのことを、のぞいてみてください」という、以後の物語は読者それぞれの想像に任せる語りが添えられ、物語の最後は「これからも様々なトラブルはたぶん起こるでしょうが、きっとまたなんとか乗り越えていくことでしょう」と締められている〔鳥山明「其之五百十九 バイバイ ドラゴンワールド」『DRAGON BALL 第42巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1995年8月4日、ISBN 4-08-851090-9、243頁。〕。作品の最後を、最終決戦から10年後まで進めた理由について「『本当にこれでおしまい』っていう話が必要だと思って、時間を10年後まで進めたんですけど…。まさかアニメで復活するとは思っていなかったから、アニメ会社さんは大変だったんじゃないかな(笑)。それから何年もたって(コミックス)完全版が出ましたが、その時最後を少し描き足しました。何だか最後がシャキッとしない気がしたんだと思います。悟空の闘いは終わって、世代交代というか、そういう意図を明確にしたかったんです〔「鳥山明INTERVIEW DRAGON BALLと鳥山明」『30th Anniversary ドラゴンボール超史集』集英社、2016年1月26日、ISBN 978-4087925050、88-93頁。〕」と語っている。このように、過去から現代に戻ってくるという形式の物語であるため、同じく鳥山明原作の漫画『ネコマジン』に、『ドラゴンボール』最終話以後の悟空一家が登場したり、原作者の鳥山明は物語の制作には関与していない〔渡辺彰則編 「鳥山明的超会見」『ドラゴンボール大全集 5巻』集英社、1995年11月7日、ISBN 4-08-782755-0、211頁。〕、アニメだけのオリジナルで最終話以降の物語を描く『ドラゴンボールGT』が制作されてはいるが、鳥山明の原作では、最終話以後の物語を描く作品は制作されていない。原作終了から約20年ほど経ってから、鳥山明の脚本・原案を基にした、劇場版アニメ『ドラゴンボールZ 神と神』や、テレビシリーズアニメ『ドラゴンボール超』などが制作されているが、いずれも最終話以後の物語ではなく、魔人ブウ編とエピローグの間の期間に起こった物語となっている。原作も『GT』も完結して数年経ってからの関係者座談会では、悟空を演じた声優の野沢雅子が物語のその後について「私ね、じつは『ドラゴンボール』が完結した作品だとは思えないんです。今も悟空はどこかで修行してるんじゃないか、そんな気がしてるんですよ」と自身の見解を述べ、これに対し鳥山明も「悟空は絶えず強さを追い求めてるんだと思います。だから今もウーブと修行していると思いますよ、僕も」と、両者共にあくまで原作の最終話以降を想像した発言をしている〔ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一座談会 鳥山明×小山高生×野沢雅子」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」〜天下一伝説〜』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、79-91頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラゴンボール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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