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ナガミノツルキケマン ( リダイレクト:ナガミノツルケマン ) : ウィキペディア日本語版 | ナガミノツルケマン
ナガミノツルケマン(長実の蔓華鬘、学名:''Corydalis raddeana'' )はキケマン属の一年草または二年草。別名、ナガミノツルキケマン(長実の蔓黄華鬘)〔『新日本植物誌顕花篇』p.752〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.198〕。 ==特徴== 地下に根茎はない。茎は直立せず、四方八方にはってよく分枝して、他の草に寄りかかって広がり、先の枝や花序は斜めに立つ。全草に毛がなく、やわらかく、茎の稜が目立ち、長さは1-2mになる。葉は互生し、葉柄をもち、3角形から卵形になり、2-3回3出複葉になる。小葉は多くは3深裂する〔〔〔『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.249〕〔『日本の野生植物 草本Ⅱ 離弁花類』p.125〕〔『朝日百科-植物の世界8』p.8-198-201〕。 花期は8-10月。葉腋から総状花序をだし、花をやや密につける。花に小花柄と苞がある。花は4個の花弁で構成されており、色は濃黄色で、一方が2唇状に開き、その反対側が長い距となり、その先端は細くなり、すこし湾曲する。距は同属他種のものと比べ長い。小花柄の基部に小型の苞があり、幅2-5mmの卵形または披針形になる。雄蕊は6個あり、3個が2組になる2体雄蕊となる。果実は細い蒴果で、長さ約1.5cm、幅2-2.5mmになる線状倒披針形で、種子が数個入り、1列に並ぶ。果実は完熟すると瞬間的にはじけ、種子を飛ばす〔〔〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナガミノツルケマン」の詳細全文を読む
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