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ナタリー・ドゥシー : ミニ英和和英辞書
ナタリー・ドゥシー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ナタリー・ドゥシー ( リダイレクト:ナタリー・ドシー ) : ウィキペディア日本語版
ナタリー・ドシー[ちょうおん]

ナタリー・ドシーNathalie Dechy, 1979年2月21日 - )は、フランスの女子プロテニス選手。フランス領のグアドループに生まれる。2006年2007年全米オープン女子ダブルスで2年連続優勝した選手で、2007年全仏オープンの混合ダブルス優勝もある。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。ベースライン・プレーヤーで、オーバーヘッド・スマッシュ(自分の頭の上から打つスマッシュ)を最も得意にする。自己最高位はシングルス11位、ダブルス8位。WTAツアーでシングルス1勝、ダブルスで7勝を挙げた。「ドゥシー」「デシー」などの表記揺れも多い。
== 来歴 ==
ドシーは父親がテニスと数学の教師で、母親もスポーツの教師という恵まれた家庭に育った。1994年にプロ入り。1995年に高校を中退し、プロテニス選手に専念する。同年の全仏オープンで、地元フランス人選手として主催者推薦を受け、4大大会にデビューした。2000年から女子テニス国別対抗戦・フェドカップのフランス代表選手になる。同年に2つのトーナメントで決勝に進んだが、どちらも準優勝で止まった。2003年1月にオーストラリアゴールドコーストの大会でツアー初優勝を果たしたが、これがドシーの唯一のシングルス・タイトルである。
ナタリー・ドシーのシングルス分野でのハイライトは、2005年全豪オープンでの準決勝進出である。この時ドシーは、4回戦で2004年全仏オープン優勝者のアナスタシア・ミスキナ、準々決勝ではスイスの実力者パティ・シュナイダーを破り、初めて4大大会のベスト4に勝ち残った。準決勝では第1シードのリンゼイ・ダベンポートから第1セットを 6-2 で奪ったが、第2セットのタイブレークを失い、最終第3セットでダベンポートに 4-6 と逆転されて決勝進出を逃した。全豪オープンで8強入りした2005年は、ウィンブルドン全米オープンでも4回戦に進み、全体的に好調なシーズンを送った。
2006年度の序盤戦ではつまずき、全豪オープンでは初戦敗退に終わる。2月の東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント2回戦で、第3シードのドシーは当年度から現役復帰したマルチナ・ヒンギスに 6-4, 5-7, 2-6 の逆転で敗れた。シングルスではしばらく不調が続いたが、全米オープンの女子ダブルスでドシーはベラ・ズボナレワとペアを組み、カタリナ・スレボトニクスロベニア)&ディナラ・サフィナロシア)組を 7-6, 7-5 で破って初優勝を決めた。
2007年全仏オープン混合ダブルス部門で、ドシーはアンディ・ラムイスラエル)とペアを組んで優勝し、2つ目のグランドスラム・タイトルを獲得した。ドシーとラムは、決勝で前年度優勝ペアのネナド・ジモニッチセルビア)&カタリナ・スレボトニク組を 7-5, 6-3 で破って初優勝を決めた。全米オープンの女子ダブルスでは、ドシーは(前年度は決勝でネット越しに戦っていた)ディナラ・サフィナとパートナーを組んだ。ドシーとサフィナは、決勝で台湾ペアの詹詠然&荘佳容組を 6-4, 6-2 で破り、ドシーは全米女子ダブルス2連覇を達成した。
ドシーは4大大会のシングルスに1996年全仏オープンから最後の試合出場になる2009年ウィンブルドン選手権まで54大会連続で出場した。これは杉山愛の62大会連続、フランチェスカ・スキアボーネの61大会連続に次ぎ、エレーナ・リホフツェワと並んで史上3位である。
2009年7月ドシーは妊娠と現役引退を発表。2010年1月長男を出産している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ナタリー・ドシー」の詳細全文を読む




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