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ナッシュワーク砦の戦い(-とりでのたたかい)は、ウィリアム王戦争中に、ボストンから出兵したニューイングランド軍が、アカディアのナッシュワーク砦(現在のニューブランズウィック州フレデリクトン)を攻撃したものである。その前に、現在のメイン州ブリストルで起きたペマキッドの戦いへの報復として、ニューイングランド軍が、フランス軍とインディアンの同盟軍を攻撃し、マサチューセッツ湾直轄植民地民兵隊の大佐、ベンジャミン・チャーチが指揮官としてニューイングランドの400人の兵を率いた。この戦いは、1696年の10月18日から10月20日まで2日間続き、チャーチによる他のアカディア地域侵略の先駆けとなった。 == 歴史的背景 == ウィリアム王戦争の期間中、フランスは、1696年のペマキドの戦いを制し、ウィリアム・ヘンリー砦を破壊した。この砦は、ニューイングランド植民地の民兵隊長であるベンジャミン・チャーチが、建築に助力したものであった〔Drake, The Border Wars of New England, p. 85〕 。この敗戦への報復として、チャーチはその翌月、シグネクト奇襲でアカディアを征服し、その後首都のナッシュワークを包囲した〔John Reid. "1686-1720: Imperial Intrusions" in ''The Atlantic Region to Confederation: A History''. Phillip Buckner and John Reid (eds). 1998. Toronto University Press. p. 83〕。 ナッシュワークの砦は、丸太の矢来をめぐらしており、四方に出入り口があった。これを建てたのは、1691年から1692年にアカディア総督を務めたジョゼフ・ロビノー・ド・ヴィユボンで、アカディアの首都を、ジェムセグからナッシュワークに移した人物である。首都移転の理由は、川の上流に首都を持ってきたほうが、防御の面から安全であると、ヴィユボンが考えたからであった。ヴィユボンにより「サンジョゼフ砦」と名付けられたこの砦は、ナッシュワーク川の北岸にあり、その近くでナッシュワーク川とセントジョン川とが交差していた。また、この地は、マリシート族の居住地の中心であるメデュクティクに近く、古くからの連水経路に面しており、この点でも、ヴィユボンには戦略的に有利であった〔Webster, John Clarence. ''Acadia at the End of the Seventeenth Century.'' Saint John, NB, The New Brunswick Museum, 1979. P. 11〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナッシュワーク砦の戦い」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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