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ニホンカワトンボ(学名:''Mnais costalis'')は、カワトンボ科カワトンボ属の中型のトンボの一種。 == 特徴 == 成虫の全長はオスが50-68 mm(腹長37-54 mm、、後翅長31-43 mm)、メスが47-61 mm(腹長35-46 mm、後翼長31-43 mm)〔。未成熟な個体はメタリックな青緑色で、成熟した個体は腹全体に白い粉を吹く〔。オスの翅は橙色翅、淡橙色翅、無色翅の3タイプがあり、メスの翅は淡橙色翅と無色翅の2タイプがある〔。生息する地域によって翅色のタイプが異なる〔日本のトンボ (2012)、41頁〕。橙色翅型の成熟したオスは翅上部に不半透明の斑があり縁紋は赤褐色、未成熟のものは淡橙色翅型に近い色合いで縁紋は白色。近縁種のアサヒナカワトンボ(''Mnais pruinosa'' Yamamoto, Selys)よりも翅脈が密で、縁紋は細長い。ヤゴの全長は約31 mm〔。 * 東日本、伊豆地方、隠岐諸島 、四国 - オス(橙色翅、無色翅)、メス(無色) * 中部日本 - オス(橙色翅)、メス(淡橙色翅、無色翅) * 西日本 - オス(橙色翅、淡橙色翅、無色翅)、メス(淡橙色翅、無色翅) * 九州南西部 - オス(橙色翅、橙色翅)、メス(淡橙色翅) ファイル:Mnais costalis male s2.JPG|オス(橙色翅型) ファイル:Mnais costalis female s2.JPG|メス ファイル:Mnais pruinosa mating.jpg|近縁種のアサヒナカワトンボ(''Mnais pruinosa'') == 生態 == 平地や丘陵地の抽水植物や沈水植物が生育する中流域の緩やかな流れの清流に生息する〔トンボのすべて (1999)、22-23頁〕。オスは水辺の植物や石に留まって縄張りを作り、近付いて来た他のオスを追い払う。メスが現れるとホバリングして求愛行動をする〔。メスは朽木などの産卵する。5月中旬から8月初旬にかけて産卵し、2-3週間卵で過ごす。幼虫の期間は1-2年程度で、越冬する〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニホンカワトンボ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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