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『JNNニュースの森』(ジェイエヌエヌ ニュースのもり)は、TBS(JNN)系列で1990年4月2日から2005年3月27日までの間にかけて放送していた夕方の報道番組である。通称「ニュースの森」、「Nの森」〔週末の新聞ラ・テ欄ではこの表記を使用していた。〕または「N森」。 == 概要 == 前番組は、27年半もの間放送されたキャスター総合ニュース『JNNニュースコープ』で、それに首都圏(関東地方)向けのローカルニュース『テレポート6』を統合して誕生した。企画当初は先行するフジテレビ系列『FNNスーパータイム』を意識してローカルニュースを全国ニュースに内包させた構成にする予定だったが、MBS『MBSナウ』など、元々老舗のローカルワイドニュースが多いJNN各局の反発を受けた。妥協策としてローカル枠と全国枠を反転し、TBS、テレビユー山形、チューリップテレビのみ1時間枠の単一番組として構成した。実際ローカル枠のタイトルでも『ニュースの森』を使っていたのは東北放送やテレビユー福島等極一部に限られた。 夕方のニュース激戦区において、初期は安定した視聴率を確保し、番組は2005年3月まで15年間続いた。他局が1990年代後半から17時台に進出する中で視聴率で苦戦し、2・3番手争いを演じるが、17時台への本格進出も、芸能ニュースコーナーを設けることはしなかった。 後番組は、大型ニュース・情報番組『イブニング・ファイブ』〔ニュースコーナーは番組内に内包され、『JNNイブニング・ニュース』と改題。〕。当時本番組と並んで夕方ニュースの老舗だった日本テレビ系列『NNNニュースプラス1』も1年後に終了している。 本番組のスタートに伴い、VTR中で使用されるテロップのフォーマットが、写研のフォント・ゴナを中心としたものに変わり、番組終了以後も長年使用され続けることになる。 2002年4月1日からは全国枠に限って、リアルタイム字幕放送を実施していた(週末も実施)。 初代オープニングの頃、平日のヘッドラインのナレーションを鈴木史朗が務めた。その後は鈴木順が番組終了まで主にナレーターを務めた。ただし末期の特集コーナーのみは生野文治の担当で固定した。5代目オープニングCG映像はタイトルの周囲ワンポイントが月ごとに変わるものだった〔3月は桜吹雪、12月は『森』の字がサンタクロースの帽子をかぶっているなど。〕。 週末のスポーツニュースは全国ニュース枠で放送していた。平日も一時期、スポーツコーナーを全国ニュース枠で放送した(大体、1995年頃から2000年中期まで)。 2004年10月から番組終了の2005年3月まで、森田が全国ニュース枠で天気予報を放送。民放の夕方のニュースではテレビ朝日の『スーパーJチャンネル』〔1998年10月 - 2000年頃。〕以来、およそ4年ぶり。 土曜日に関しては、土6枠の終了直後に毎日放送からの送出で5秒間のジャンクションが流れた。内容は女性キャスター(アンカー格)が「今日1日のニュースとスポーツ」とアナウンスし、続けて男性キャスター(サブ格)が「この後の『ニュースの森』でお伝えします。」というものだった。 週末版のエンディングについては、JNNイブニング・ニュース#週末版を参照の事。 TBSビデオ問題の際、日本テレビの『NNN昼のニュース』でTBSのかかわりが報道された当日にこの番組で「関わっていない」とし、日本テレビに抗議した旨を全国ネット枠で放送した。この「関わっていない」とした放送を他局がこぞってTBSが否定した証拠映像としてのちに何度も使っている。なお、先の抗議に対しては日本テレビに正式に取り消しと謝罪した旨も後に報じている。 それまでニュースを短く伝えるコーナーを「ニュースフラッシュ」や「ニュースを続けてお伝えします。」などと言っていたが、1997年10月から「ニュースメドレー」という名称になり、2004年9月末まで使われた。週末版も2001年10月くらいから「ニュースメドレー」という名称を使用していた。2004年10月からは平日版は「ニュースな言葉」という名になった。 2002年春、東京在住の女性が関西ローカルで放送されていた、深夜の通販番組『北野誠のええモンおまっせ』(よみうりテレビ)で購入した商品が「正規の銘柄と思えない」とTBSに一報。梱包を解いてない件の宅配物を任意団体に持ち込んだところ「正規の商品とは疑わしい」と鑑定され放送された。この件で通販番組出演者でタレントの北野誠がTBSに赴き、放送されたVTR内の何点かの疑問を指摘するも後追い取材も無いままとなっている。 他局のように、アニメーションを多用したテロップは全く使用はしていなかったが、2002年10月のリニューアル以降、ヘッドラインとキャスター名を表示するテロップにアニメーションテロップを使用するようになった。その後2004年4月には、ニュースの項目テロップ以外のほとんどのテロップがアニメーションを使用したテロップとなった。 スタジオには大型モニタが置かれ、番組のタイトルCGを表示していた、しかし、2002年10月以降、カメラに映る場所には置かれなくなった。スタジオに置かれたモニターに表示するCGは、オープニングCGと異なるものであったが、1997年10月以降はオープニングCGとほぼ同じデザインのものとなった。ただし、2002年10月以降は、オープニングCGはニュース映像をバックにしたものとなったため、この限りではない。1994年10月から1997年9月まで使用されたCGは、1993年4月から1994年3月まで使用されていたCGと同じものである。また、1994年10月以降、スタジオと中継先を表示する際のバックのCGは、モニターに映されているものを流用しているが、2002年10月から2004年9月の場合のみ、異なるデザインのものが使用された。 BGMやCG・テロップが洗練されており、特に90年台前半は、使用している機材の性能や仕様の違いもあろうが、ラインの上に文字を配置するといった簡素なテロップが多かったニュース番組の中で、番組のロゴを模った座布団を使用したりするなど、当時としてはかなり時代の先を行っていたデザインだった。また画面の右側から滑り込むようにテロップが出てくる特殊効果も同様である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「JNNニュースの森」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 List of Suite PreCure episodes 」があります。 スポンサード リンク
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