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ノーフォーク公爵()は、イギリスの公爵位。イングランド貴族。 過去に3回創設されており、現存するノーフォーク公爵位は、1483年にジョン・ハワードがリチャード3世に叙されたのに始まり、以降その子孫のハワード家によって世襲されている物である。エリザベス朝期の当主4代公爵トマスが1572年に大逆罪で処刑されたことで約1世紀に渡って失われた時期があるが、1660年の王政復古の際に4代公爵の玄孫トマスが5代公爵に復権を果たし、以降今日まで連綿として続いている。 4代公爵が婚姻でアランデル伯爵と結びついた結果、アランデル伯爵位も従属爵位として継承しており、ノーフォーク公爵家の法定推定相続人はこの爵位とサリー伯爵位を儀礼称号として使用する。 14代公爵ヘンリーの代に家名をフィッツアラン=ハワード家に改姓した。2015年現在の当主は18代公爵エドワード・フィッツアラン=ハワードである。 イギリスの全ての臣民公爵位の中でも最古参であり、筆頭公爵の立場にある〔森(1987) p.6〕。また紋章院総裁はノーフォーク公爵家の世襲職である。ノーフォークという爵位名になっているが、ノーフォークにはそれほど土地を持っておらず、居城もウェスト・サセックス州のである。 ノーフォーク公爵家は歴史的に国教忌避の態度をとったカトリック教徒であるため、宗教的迫害を受けることも多かった。 分流も数多く存在し、現存する爵位持ちの分家にエフィンガム伯爵家、サフォーク伯爵家、カーライル伯爵家、ペンリスのハワード男爵家の4つがある〔海保(1999) p.165/171〕。 == 歴史 == === ノーフォーク伯爵(前身) === ノーフォーク公爵の前身の爵位はノーフォーク伯爵である。 ノーフォーク伯爵はノルマン・コンクエストでイングランドに来たノルマン人の(生年不詳-1107)を祖とするが代々世襲していたが、1306年に第5代ノーフォーク伯爵(1245頃-1306)が跡継ぎなく死去すると、ノーフォーク伯爵位は王室に返却された。 1312年にはエドワード2世(1284-1327)が異母弟(1300-1338)をノーフォーク伯爵に叙した。爵位はその後、トマスの娘(1320頃-1399)に継承された〔森(1987) p.22〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノーフォーク公」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Duke of Norfolk 」があります。 スポンサード リンク
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