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ハエドクソウ
ハエドクソウ(蠅毒草、学名:''Phryma leptostahya'' subsp ''asiatica'')はハエドクソウ科(クロンキスト体系ではクマツヅラ科)の多年草。有毒植物。 基本種のアメリカハエドクソウはアメリカ合衆国北東部に分布し、本種は日本、ネパール、インド、パキスタン西部に分布するが、本種を亜種扱いとするか同種とするかで議論がある〔 Page 22.〕。本種より大型のものをナガバハエドクソウ(''H. leptostachya'' L. subsp. ''asiatica'' (H.Hara) Kitam. f. ''oblongifolia'' (Koidz.) Ohwi)と呼んで区別する場合がある。 和名は、この植物から出る液が蛆殺しや殺虫剤に使われていることに由来する。主な毒の成分はリグナンの一種フリマロリン(Phrymarolin )で、食べると嘔吐などを引き起こす。 高さは30cmから1mほど。白色か淡紅色の花は4mmほどの穂状花序で、横向きにまばらに咲く。開花後は下向きになり、がくが残ってイノコヅチに似た果実となる。種子は人や動物などにくっついて運ばれる。 == 関連項目 ==
* ひっつき虫
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハエドクソウ」の詳細全文を読む
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