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方向指示器(ほうこうしじき)とは、自動車、オートバイなどに付ける保安部品で、右左折や進路変更の際に、その方向を周囲に示すための装置である。 == 概要 == 方向を灯火の点滅で示すことから、日本ではウインカー(またはウィンカー)と通称される。部品名や整備書にはターンシグナルランプという呼称が用いられてきたが、今日ではユーザー向けのカタログや取扱説明書もターンランプなどの表記へ移行している。アメリカでは もしくは 、イギリスでは 、あるいは単に と表記する。ドイツでも以前は (ヴィンカー)と呼んでいたことがある。特に矢羽式・腕木式のものを英語圏では「」、「」、日本では「アポロ」として区別することもある(下記、歴史を参照)。全てのランプを同時に点滅させることでハザードランプとしても使用される。 設置部位により、前部方向指示器(フロントターンシグナルランプ、フロントターンランプ)、側面方向指示器(サイドターンシグナルランプ、サイドターンランプ、サイドマーカー〔アメリカ仕様車における車体側面の前後部両端に設置された、反射板を兼ねた車幅灯連動の灯火もサイドマーカーと呼ばれる。〕)、後部方向指示器(リアターンシグナルランプ、リアターンランプ)というように呼び分けられる。最近の自動車では、ドアミラーに側面方向指示器を内蔵する車種が増えているほか(下記、ドアミラーターンランプを参照)、タクシーのように屋根にもランプを装備している例もある(下記、タクシーウインカーを参照)。 方向指示器はあくまで保安部品なので、仮に故障したとしても、車両としての走行機能には影響しない。しかし、多くの車両が同時に走行する公道上では、交通安全を確保するため欠かせない装備であり、日本を含めほとんどの国において構造、動作、操作に関するルールが定められている(下記、法令・規格を参照)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「方向指示器」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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