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トランスフォーマー バイナルテック (TRANSFORMERS BINALTECH) とは、日本の企業タカラ(現・タカラトミー)が出す変形ロボット玩具トランスフォーマーシリーズの内の1カテゴリ。玩具の販売のみで進行し、テレビアニメやラジオドラマなどのメディア化は無い。日本では2003年より、日本以外では2004年より TRANSFORMERS ALTERNATORS (トランスフォーマー オルタネイターズ)というシリーズ名で販売が開始された。 == 概要 == トランスフォーマーには飛行機や船、さらに乗り物以外(拳銃、顕微鏡、ステレオラジカセなど)の姿を持つものもあるが、本シリーズの玩具は全て実在の自動車の姿(ビークルモード)から人間型(ロボットモード)ないし動物型へ変形する。初めて実車メーカーから正式にライセンスを取得したシリーズである〔より正確には、『トランスフォーマー カーロボット』の「JRX」が初めてライセンスを取得した商品となる。ただし、「JRX」は自動車ではなく新幹線から変形する。〕こと、またメーカー監修下で制作されているビークルモードが変形機構を持たない一般的な市販模型自動車並みの精密さを持っていることが大きな特徴。「バイナルテック」とは、「Binal」(双方の、二つの)と「Technology」(技術)を組み合わせた造語であり、ストーリー上では地球とサイバトロン双方の技術、玩具ではビークルモードとロボットモード双方のクォリティの融合という意味を持つ。車体外装部分の大半にダイキャストパーツが使用されているのも本シリーズの特徴であったが、それについては例外もある。縮尺はおよそ1/24。 『トランスフォーマー カーロボット』の流れを汲む、高度な変形機構を採用した上級者向けシリーズとして位置づけられている。(『マイクロン伝説』『変形!ヘンケイ!トランスフォーマー』などを年少者向けシリーズとすることで、住み分けが図られた。) なお、玩具の発売元であるタカラがトミーとの合併でタカラトミーへと組織再編される過程で、本シリーズの商品展開は一時的に『トランスフォーマー キスぷれ』へと差し替えられており、海外で『ALTERNATORS』として先行販売されていた一部アイテムは、『バイナルテック』としてではなく、そちらのキャラクターとして商品化されている。別項も併せて参照。 『キスぷれ』の展開が一段落したのち、限定アイテムというかたちで『バイナルテック』のブランドが復活した。BT-16以降中断していたストーリー展開に関しても、復活後のBT-17で続きが描かれ、物語中の事態にはこれをもって一応の決着が付けられている。ただし、完全に完結したわけではなく、BT-18以降も継続するかたちをとっている。 2008年より、シリーズは一般販売による再スタートが開始。一度は『キスぷれ』版として素材や仕様を変更して発売されたコンボイだったが、本来の『バイナルテック』標準のダイキャスト製仕様の商品が発売決定し、加えてアーシーなどのキャラも発売が決定している。 2009年より1/32スケールモデルのトランスフォーマー オルタニティの展開も開始された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トランスフォーマー バイナルテック」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Transformers: Alternators 」があります。 スポンサード リンク
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