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バレークイーン (''Ballet Queen'') は、アイルランド生まれの繁殖牝馬。 == 経歴 == オークス、ヨークシャーオークス、セントレジャーを制した名牝サンプリンセスを母に持つ良血馬だが、競走に出走することなく繁殖牝馬となり、カーリアンの仔を受胎した状態で1992年に日本の社台ファーム早来に輸入された。翌1993年に出産した産駒が1996年の東京優駿(日本ダービー)を優勝したフサイチコンコルドである。 その後もトニービン、サンデーサイレンスなどの日本の一流種牡馬と交配され続け、皐月賞馬のアンライバルド、重賞馬のボーンキング、種牡馬のミラクルアドマイヤなどを輩出し、その産駒は揃って見栄えのする馬体を持つことから競馬関係者や競馬ファンの注目を集め続けている。 また、バレークイーンのファミリーラインは、産駒のグレースアドマイヤが皐月賞馬のヴィクトリーや重賞馬のリンカーンを輩出したのをはじめ、複数の重賞優勝馬を輩出し成功を収めつつある。 田原成貴はバレークイーンの産駒について、見た目が素晴らしい反面精神面に問題を抱えている馬が多く、そのために競走能力を発揮できないままに終わった馬もいたとしている。田原は自ら管理したフサイチミニヨンについて、調教では優駿牝馬を勝てると思うほどの動きを見せながら、他の馬を極端に怖がる性格が災いし2戦していずれも最下位というキャリアで引退を余儀なくされたと述べている〔『競馬最強の法則 2009年2月号』(KKベストセラーズ)、64頁。〕。フサイチミニヨンは繁殖牝馬として、重賞馬のアンブロワーズを輩出している。 またアンライバルドの管理調教師である友道康夫が語ったところによると、バレークイーンは元々蹄が弱くあまり歩かない傾向があったことから、母馬にくっついて歩く仔馬の馬体重が重くなりがちであったため、ノーザンファームではわざわざアメリカから装蹄師を呼び削蹄を行わせたところ、バレークイーンが普通に歩くようになったという。その直後に生まれたアンライバルドが皐月賞を制覇したことから、友道は「(それまでの産駒は)運動不足だったのでしょう」と分析している〔『競馬最強の法則』2009年6月号・p.31〕。 2010年6月2日付で死亡を理由に繁殖牝馬としての供用が停止されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バレークイーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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